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ハイスクールD×D 蒼き凶鳥

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原作前
第零章 転生から大戦へ
  プロローグ3

「転生ってあの転生ですか?能力貰って~っていう」
「うむその転生で間違いないぞい」
「実際にあるんですね~そんなことが」
「儂ら神もはじめての試みじゃからな、で、どうするのじゃ転生するのかの?」
う~む魅力的な提案だがどんな世界にいくかもわからないのに頷くのもな~。
「ちなみに行く予定の世界はハイスクールD×Dに似ているというかそのものの世界じゃ」
ハイスクールD×Dか…結構好きな作品だったな。
「先に断っておくが転生は大戦前じゃ」
ゑ?それはいったいどういうことだ?
「大戦後は聖書の神が死んでおるじゃろう、実は聖書の神は儂ら神界と世界を繋ぐ大きな役割を担っておるのじゃ、つまり聖書の神が死んだ大戦後ではうまく転生できない可能性があるのが大きな理由じゃな」
そうだったのか…じゃあしょうがないの…かな?
「んでどうするのじゃ転生?」
「……させてもらいます転生」
そう言うと神様は笑みを浮かべ。
「そうか、では能力を授けなければな。儂らの見解では転生者は強力なドラゴンと同じく様々なトラブルを招くようじゃからな。どんな能力がいい?お前さんだったらなんでもよいぞ」
「色々と突っ込みたいところがありますがそうですねぇ~………じゃあ俺が持ってるGジェネオーバーワールドに出てくる機体全てをパワードスーツ的な感じにして使えるようにできませんかねぇ?」
「もちろん可能じゃぞ、パワードスーツじゃがISの全身装甲のイメージでよいかの?」
「ええ、それでお願いします」
「うむ、では一つ目はそれでよいの二つ目はどうする?」
二つ目!?一つだけだと思っていたんだが。
「合計で五つぐらいいけるぞい」
五つか、うーん…。
「じゃあ一つ目の能力を使いこなせるようなスペックの身体をください」
「ん?それはどういうことじゃ」
「パワードスーツということは動力源はたぶん魔力か気ですよね」
「まぁそうじゃの」
「いざ転生してエネルギーが足りなくて使えないようなことは嫌なので、お願いします」
「なるほど了承したぞい、三つ目はどうするのじゃ?」
三つ目か…。
「戦いに関する才能をください」
「理由を聞いてもよいかの?」
「転生者が強力なドラゴンと同じ性質を持つのなら大戦にも巻き込まれることが容易に想像できるので、能力だけじゃ生き抜けないと思ったからです」
「色々と考えておるんじゃの~、了承したぞい。四つ目はどうする?」
四つ目…ん、ちょっとまてよ。
「あの、このままだとモビルスーツって変形できませんよね?」
「あっ!!」
時が止まった。


「たしかに出来んの変形、したら身体がねじ切れるぞい」
ああやっぱりそうなんだ……。
「変形できるようにしてください、お願いします」
「分離と変形合体はよいのかの?」
「さすがにそこまでは…変形で十分です」
「了承じゃ、分離前提の機体は分離せずに変形できるようにしておくぞい」
「ありがとうございます。五つ目はこの先家族に幸福が訪れるようにしてください」
「うむ、儂が責任をもって取り計らおう」
「ありがとうございます」
それから神様はどこからかノートパソコンを取出し操作しはじめた。

五分ほどたつと神様はこちらを見ながら。
「質問じゃ、フェニックスガンダム・ハルファスガンダム・バルバトスこの三機の中でどれが一番好きなんじゃ?」
「ハルファスガンダムかな、色合いとかフォルムとかがかなり好きだし」
「ハルファスガンダムじゃなわかったぞい」
そうして再びパソコンを操作し。
「これで準備は完了じゃ、このまま玄関を出れば転生するぞい」
「なんか色々とありがとうございました」
「いやいやこちらこそこんなことしか出来なくてスマンの」
「まぁ、過去を振り返るよりこれからのことを考えましょうよ」
「そうじゃな…っと着いたぞ」
俺の目の前には転生のための玄関がある。
「儂からでスマンが、いってらっしゃい」
「いってきます、神様」
そう言って俺は扉を開け、白い光につつまれた。
 
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