仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十三話 果てしなき激戦その七
「だから出来ることなら戦いたくないけれど」
「生憎だが私の考えは変わっていない」
メガール将軍は強い声で答えた。
「ドグマにいた頃からな」
「そうよね」
「気遣いは無用だ」
メガール将軍は自らこうも言った。
「ではこれよりだ」
「戦いね」
「それに入るとしよう」
この言葉と共に死神バッファローの正体を表した。深海はそれを見て天空寺に対して一言で言った。
「行くぞ」
「うん、マコト兄ちゃん」
天空寺も応えた。
「今からね」
「あいつも戦う気だ」
「だったら俺達もだね」
「受けて立つだけだ」
「それじゃあね」
アランも含めてライダー達は変身した、そしてルイズ達もだった。
戦いに入った、死闘がここにはじまった。才人は死神バッファローと接近戦を行い危うく吹き飛ばされそうになってだった。
何とか踏み止まり歯噛みした。
「くっ、何て強さだ」
「ファイルにあった通りですね」
アンリエッタは自分の魔法を受けてもほぼ無傷の怪人を見て言った。
「かなりの強さです」
「そうですね」
才人はアンリエッタに応えた。
「普通の怪人なら今の攻撃で、です」
「何体か同時に倒せていましたね」
「そうでしたが」
自分が先程出した一撃から話した。
「それがです」
「殆どダメージを受けていません」
「やっぱり強いですね」
「うん、強いよ」
ゴーストもそうだと述べた。
「ムガール将軍はね」
「そうですね、本当に」
「元々の人が優秀でね」
「その改造手術もですね」
「スーパー1の元になった位だから」
それだけにというのだ。
「強いよ」
「そうですね」
「俺達もそれぞれの最強フォームになっているけれど」
それでもというのだ。
「この通り皆で戦っても一進一退だし」
「強いですね」
「本当にね、けれど」
「力を合わせて」
「そして戦っていこう」
「そうしたら勝てますね」
「絶対にね」
こう言ってだった。
ゴーストはスペクターと共に死神バッファローに向かう。それに才人だけでなく他の仲間達も続いてだった。
戦っていった、そして。
激しい戦いを繰り広げていき双方満身創痍となってだった。
死神バッファローが自分の魔法で怯んだのを見てルイズは叫んだ。
「今よ!」
「わかったよ!」
ゴーストが応えてだった。
ライダー達の一斉キックが炸裂した、これで決まった。
死神バッファローはメガール将軍の姿になり言った。
「敗れたのは無念だが」
「それでもか」
「いい戦いだったとだ」
ネクロムに応えて話すのだった。
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