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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十二話 岩石魔人を目指しその五

 それをかわして地上に出て来たガラガランダに空中から銃撃を浴びせインペラーも契約モンスター達を送り出した。
 だがガラガランダはすぐに地中に潜った。ほむらはそれを見て着地してから眉を顰めさせた。
「逃げ荒れたわね」
「焦ることはないさ、ダメージは与えているんだ」
 共に着地したインペラーが後ろから答えた。
「だからな」
「少しずつですね」
「ダメージを与えていってな」
「倒すことですね」
「地獄大使も強いからな」
 それでというのだ。
「焦ることなくな」
「攻めていくことですね」
「こうしてな」
 こう言ってだった。
 実際に少しずつ攻撃をしていってだった。
 ガラガランダにダメージを与えていき。
 龍騎士が一瞬の隙を衝いてファイナルベイントの一撃を浴びせた、最強フォームでマシンに体当たりしてだ。
 ドラゴンライダーキックをマシンから飛び出たうえで繰り出した、これでさしものガラガランダも倒れたが。
 怪人は起き上がり地獄大使の姿になり言った。
「ははは、いい戦いだったぞ」
「笑ってる!?」
「楽しかったから笑うのだ」
 驚くさやかに笑いつつ答えた。
「そうしては駄目か」
「楽しいって」
「わしはそうだ、皆見事だったぞ」
 地獄大使は笑ったままこうも言った。
「また会った時も宜しくな」
「その時は他のことにしろ」
 ライアは見据え返す様に言葉を返した。
「戦い以外でな」
「飲むのもいいな、だがやはりだ」
「あんた達は戦うか」
「それが好きだからな、ではまた会おう」
 満足気な言葉を遺してだった。
 地獄大使は倒れ爆発した、こうしてこの大幹部も姿を消した。
 アリアはブラック将軍を前にしてファイズに問うた。
「正体はヒルカメレオンね」
「ああ、こいつの正体はな」
 ファイズもこう答えた。
「そうだ」
「そうよね」
「血を吸ってな」
「姿も消すわね」
「そうした奴だからな」
「そのことは頭に入れてね」
「戦っていくぞ」
「それじゃあね」
「姿を消しても実体はある」 
 カイザはこう話した。
「そのことは大事だ」
「そういえば」
 白雪はカイザのその話を聞いて言った。
「ダブルライダーの方々も」
「隠れている時にだったな」
「はい、ライダーダブルチョップを浴びせて」 
 そうしてというのだ。
「それで勝ちました」
「相手も馬鹿じゃない」
 ブラック将軍もというのだ。
「しかし隠れていてもだ」
「身体はそこにありますね」
「そのことを覚えておくことだ」
「わかりました」
「聞こえている」
 ブラック将軍は戦士達を見据えて答えた。
「そしてそうしたことはだ」
「既にだよな」
「私もわかっている」
 海堂が変身しているオーガに答えた。 
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