仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二十七話 厳島の奮闘その十四
「スサノオまで辿り着けるよ」
「わかりました」
「それならです」
「行かせて下さい」
「十分早く」
双子も応えた、そうしてだった。
密裏の下に集まっていた五人は十分早く出て最右翼で戦った、そこはバグスターの大群がいてもだった。
充分に戦えた、するとだった。
遂に敵の数が減りだし最後の一体が倒されてだった。
ゲンムは尾尻鳴るよりも禍々しい黒と眩い金色の身体のスサノオ、クロノスの姿をした彼に言った。
「ではいいな」
「ははは、君は変わらないな」
「私は変わらないが成長している」
ゲンムはスサノオに毅然として答えた。
「そうなっているのだ」
「そしてその成長で以てか」
「ここでも貴様を倒そう」
「今だ、切り札を出せ」
レーサーはエグゼイドに声をかけた。
「最強フォームをな」
「はい、そうします」
エグゼイドも確かな声で答えた。
「これから」
「もう力を出し惜しみすることはない」
ブレイブもこう言った。
「この戦いの最後だからな」
「全力を出すだけだ」
スナイプも言う。
「最早な」
「その通りだ、私を倒せばだ」
スサノオ自身も言ってきた。
「この厳島での戦いも終わりだ」
「そうだな」
「だからだ」
それ故にというのだ。
「全力で来給え」
「そうさせてもらうよ」
「今からな」
「その言葉通りにな」
エグゼイド、ブレイブ、スナイプが応えてだった。
三人はそれぞれの最強フォームになった、そうしてだった。
仲間達と共に神に向かった、犬屋敷はその彼等を見て言った。
「では僕達もね」
「神と戦うとしよう」
ターリャが応えた。
「これからな」
「ここでもね」
「そうしていこう」
「それでは」
「うむ、諸君いいな」
ターリャは仲間達に告げた。
「これより総攻撃だ」
「そうしてだね」
「倒すぞ」
神とだ、こう言ってだった。
総攻撃に移った、スサノオは時こそ止めなかったが四方八方に凄まじい攻撃を放った、そうしてだった。
戦士達を寄せ付けない、だが。
その攻撃を見てもだ、クレメアはフイオに話した。
「これ位はね」
「いつもだからね」
「それじゃあね」
「普段通り戦って行こうね」
「そうしよう、僕達もだ」
響夜も言う。
「このままだ」
「うん、この攻撃もね」
「凌いでいこうね」
「僕が攻撃を防ぐよ」
スサノオのそれをというのだ。
「だからね」
「私達が攻める」
「そうしていくのね」
「今はそうしよう、そして」
「スサノオにダメージを与えていくのね」
「そうしていこう」
こう言って実際にだった。
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