仮面ライダー エターナルインフィニティ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第五百二十四話 チャルディラーンにてその十四
「そこは注意してね」
「その通りだ、仲間を撃ってどうする」
アレクサンドル=ガスコインも言う。
「本末転倒も甚だしい」
「流れ弾位よくない?」
「駄目に決まっているだろう」
あっさりと言うサルバトーレに言う。
「お前は何故いつもそうなのだ」
「いや、戦いになったらね」
「あることか」
「うん、僕も気にしないよ」
「気にしろ、兎角だ」
「流れ弾とかはなしで」
「注意してだ」
そういうことがない様にというのだ。
「戦っていくぞ」
「やるわよ、こうしてね」
両手にマシンガンをそれぞれ一丁ずつ出してだった。
未来は派手に銃撃を行った、そうした攻撃でもライダー達には一発も当てず彼等の援護を行っている。
「ライダーの皆さん後ろは任せて下さい」
「ああ、悪いな」
ビーストが応えた。
「いつもな」
「皆さんの為ならですよ」
未来はビーストに笑って応えた。
「これ位何でもないですよ」
「そうなんだな」
「はい、一緒にスサノオを倒しましょう」
「そうしていこうな」
確かな笑顔で言葉を交えさせてだった。
戦士達は戦っていく、そうしてだった。
徐々にスサノオにダメージを与えていった、彼等も反撃や迎撃でダメージを受けていくがそれでもだった。
攻撃を続けそうしてだった。
遂にスサノオの動きが鈍った、アスタはそれを見て言った。
「よし、後はだ!」
「落ち着いてね」
すぐにローズが言ってきた。
「アスタってすぐに突っ込むから」
「駄目か」
「考えなしに突っ込んだらね」
アスタがよくそうしている様にというのだ。
「駄目だよ」
「そう言われると止まるな」
「うん、慎重にね」
「そうだよな」
「アスタ、援護をする」
上から箒が言ってきた。
「私が急降下攻撃を仕掛けるからな」
「動きを合わせてだな」
「一夏もいる」
隣にいる彼も見て言う。
「共にな」
「ああ、やるか」
「そしてその後でだ」
「スサノオもそろそろ終わりだ」
雄二はスサノオの状況を見てそう判断した。
ページ上へ戻る