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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十二話 エル=アラメインの勝利その五

「そうしていますので」
「だからですか」
「安心して下さい」
「わかりました、それでは」
「うん、戦うよ」
 命も来て言ってきた。
「私達もね」
「師匠、怪我は」
「治してもらったよ」
 雪に顔を向けて笑顔で話した。
「もうね」
「そうですか、かなりの重傷でしたが」
「ベクターさんがエリクサーを出してくれてね」
「あの人がですか」
「お陰で助かったよ」
「そうでないと駄目だと思いまして」 
 そのベクターが後方から穏やかな微笑みを浮かべ言ってきた。
「ですから」
「それで、ですね」
「八千代さんに使わせて頂きました」
「有り難うございます」
「では存分に戦って下さい」 
 命にその微笑みで話した。
「そうして下さい」
「そうしますね、そういうことだからね」 
 命はベクターと話してからまた雪に顔を向けて話した。
「また一緒にね」
「戦いますね」
「そうしていこう」
「力仕事は俺がやるからな」
 土門はその強力で敵をまとめて吹き飛ばしつつ言った。
「空は後藤さんとひまわりちゃんに任せてな」
「あたし達はよね」
「ああ、その素早さを使ってな」
 風子に話した。
「戦ってくれよ」
「そうするわね」
「それじゃあね」
「そうして戦いましょう」
 命と雪も話してだった。
 三人で戦っていく、そうしてだった。
 バース達は全力で戦っていきグリード達を倒していった、そしてその後方でも戦っている者達がいた。
 智樹はイカロスとニンフに後方から指示を出した。
「イカロスは地上だ!」
「そちらの敵をですね」
「そうだ、地上の後ろから出て来るグリード達をだ」
 イカロスに対して告げた。
「薙ぎ倒せ、遠距離攻撃でな」
「わかりました」
「ニンフは空だ」
 彼女にも指示を出した。
「そっちから来る連中を倒せ」
「私は迎撃ね」
「そうだ、カオスもそっちに行くからな」
 傍にいる彼女を見つつ話した。
「そうしてくれ」
「わかったわ」
「今行くわ」 
 カオスも言ってきた。
「そっちにね」
「そうしてくれ、アストレアはだ」
 同じく傍にいる彼女にも言った。
「昴さんのところに行ってくれ」
「私はそっちなの」
「昴さんやばいからな」
「ああ、あそこ敵多いわね」
「だからな」
 それ故にというのだ。
「そっちに行ってな」
「昴助けるのね」
「ハーピー達もだ」
 ハーピー1とハーピー2にも指示を出した。
「そっちに行ってくれ」
「昴だけに苦労させられないわね」
「それではね」
「ああ、助けてやってくれ」
 是非にというのだ。 
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