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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十一話 ボズワースの激戦その九

「ではね」
「今から」
「ムジークを出すわ」 
 この言葉と共にタキシードを着て指揮棒を持ってだった。
 リストはムジークを出した、そのうえで戦士達の士気を鼓舞した。
 アクセルは戦場に到着すると敵を右に左に倒していった、茂夫はその彼を見て共に戦っている律に言った。
「やっぱりライダーの人がいてくれたら」
「違うね」
「操舵ね、あれだけの力があって」
「ちゃんとコントロールしているからね」
「凄いよ」
 彼の戦いを見て微笑んで話した。
「本当にね」
「そうですね」
「じゃあ僕達もね」
「茂夫君と律君はそこで戦って下さい」 
 クレアが砲撃に入った姿勢で言ってきた。
「リディとエリカが行きますので」
「茂夫君律君来たぞ」
「共に戦いましょう」 
 そのリディとエリカが来て言ってきた。
「接近してきた敵を倒しましょう」
「クレア様の援護を受けつつな」
「わかりました」
 律が最初に応えた。
「じゃあ兄さん」
「そうしよう」
 茂夫は弟に微笑んで応えた。
「ここはね」
「力をコントロールしながら戦っていこう」
「頼む。しかし茂夫君の力だが」
「コントロール出来ていると有り難いです」
 リディとエリカは茂夫を見て話した。
「クレア様にも匹敵します」
「そこまでの力だな」
「有り難うございます。ライダーの人達とお会いして一緒に戦う様になって」
 茂夫は二人に微笑んで話した。
「それまでより遥かにです」
「力をコントロール出来る様になったか」
「そうなのですね」
「はい、あのままですと」 
 力を制御出来ないままならというのだ。
「どれだけ恐ろしいか」
「そうだぞ、制御出来ない力は怖いぞ」
 助っ人に来たペンギンコマンド達も言ってきた。
「暴走して周りも巻き込むとな」
「どれだけ被害が出るかわからないからな」
「茂夫がその力をコントロール出来るならな」
「こんないいことはないぞ」
「しかも戦っている時のクレア達を見て平気だからな」
「余計に凄いぞ」
「私達の姿は関係ありません」
 クレアは砲撃を放ってから顔を赤くさせてペンギンコマンド達に返した、そうしつつ次の砲撃に入っている。
「あくまでこうした服というだけです」
「殆ど水着かレオタードだぞ」
「目の保養になっているぞ」
「俺達にとっては嬉しいけれどな」
「特に前尻尾にいいな」
「いつもその恰好でいて欲しい位だぞ」
「いません」
 クレアはペンギンコマンド達にむっとした顔で反論した。
「貴方達がそう言うので」
「全く。悪い者達ではないのだが」
「いやらしいのが玉に傷です」
 リディとエリカも言う。
「ペンギンコマンドの方々は」
「それを隠さないしな」
「俺達は嘘をつかないぞ」
「いつも本音を言うぞ」
「だからだぞ」
「その格好にも言うぞ」
「水着かレオタードみたいだってな」
 ペンギンコマンド達はリディとエリカにも本音を言う。 
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