仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二十話 ブライテンフェルトの会戦その十四
「いつも通り」
「うん、このまま攻めていこう」
「それがいいわね」
「そうだ、我も焦りそうだが自重している」
ヴェルドラも攻撃をしつつ言ってきた。
「スサノオはそうした相手だからな」
「倒れないなら倒れるまで攻撃すればいいのだ」
ミリムの考えは明快なものだった。
「そうすればいいのだ」
「その通りだ、では攻めていくぞ」
「そうするのだ」
「そうね、じゃあ倒れるまでよ」
アリスはヴェルドラとミリムの言葉にも頷いて述べた。
「このままよ」
「戦っていくね」
「そうするわ」
ゲイルに強い声で応えた。
「これからもね」
「それじゃあね」
「皆で力を合わせてね」
アリスがこう言うとだった。
ゲイルだけでなく剣也と良太それにクロエもだった。
動きを合わせてスサノオに攻撃を浴びせた、それを見てヴェルドラもだった。
ミリムと共に一撃を繰り出した、その上で言った。
「うむ、こうしてだ」
「攻撃をしているとだ」
「スサノオもそのうち倒れる」
「これまでもそうだったしな」
「倒れるまでそうしていくぞ」
「無敵の存在なぞいないのだ」
「それならば攻撃していくぞ」
これからもとだ、こう話してだった。
彼等も攻撃を続けていった、するとやがてスサノオの動きが鈍くなり。
身体のあちこちから火を噴き出した、それを見てだった。
ライダー達は一斉に跳び上がり急降下から蹴りを放った、仲間達はライダー達に動きを合わせてだった。
蹴りが炸裂すると同時にスサノオに総攻撃を浴びせた、これによってだった。
さしもの神も動きを止めた、そうして戦士達に言ってきた。
「ここでも君達の勝ちだ」
「それで次は、よね」
アクアはスサノオを右手の人差し指で指し示しつつ問うた。
「一ヶ月後よね」
「そうだ、次はボズワースだ」
「坊主頭?」
「ボズワースだよ」
すぐにイギリスがアクアに突っ込みを入れた。
「俺の中にあるから覚えてくれよ」
「あら、そうなの」
「ああ、今度はそこでか」
「君達と戦いたい」
スサノオは答えた。
「あの地でな」
「あそこはリチャード三世とヘンリー七世の決戦の場所だったな」
要がこのことを話した。
「そしてリチャード三世が倒れた場所だ」
「その通り、その場所でだ」
「僕達と戦いたいのか」
「そうしたい、君達が嫌ならいいがな」
「それならそこでやっつけてあげるわよ」
クイーン=エリザベスが強い声で応えた。
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