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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百十八話 サラトガの攻防その八

「援護を頼む」
「わかったぞ」
「一緒に前に出るぞ」
「そして戦うぞ」
「そうしてワームを倒していくぞ」
 こう話してだ、そのうえでだった。
 ペンギンコマンド達も前に出る、そこに霞とクロノワールも続いてだった。そうしてリカンツもだった。
「リッツもね」
「よし、行こう」
「一緒にな」
「リッツも一緒だと嬉しいぞ」
「尚更戦えるぞ」
「それじゃあね」
 リカンツも前に出た、そうして攻勢に出た。恭助はそれを見て言った。
「今は前に出るべきか」
「そうだな」 
 セロノスが応えた。
「今は敵が多い、しかしな」
「勢いはこちらにありますね」
「だからだ」
 それ故にというのだ。
「攻めてだ」
「多くの敵を倒しますね」
「そうしてだ」
 そのうえでというのだ。
「多くの敵をだ」
「倒していきますね」
「そうしていく、俺もだ」
「攻勢に参加されますか」
「そうする」
「では行きましょう」 
 シグレもゼロノスに応えて言った。
「ここは皆でですね」
「そうだ、攻めてな」
「多くのワームを倒しますね」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「勢いの続く限りだ」
「攻めますね」
「そして勢いが弱まるとな」
 自分達の攻勢のそれがというのだ。
「下がる」
「波みたいですね」
 星鎖はゼロノスのその言葉を聞いて思った。
「何か」
「そうだ、波だ」
「その通りだぞ」
 ゼロノスの中の桜井だけでなくデネブも言ってきた。
「俺達の今の戦いはだ」
「波と同じだ」
「攻める時は攻めてだ」
「退く時は退くぞ」
「それも戦術ですね」
 恭助は二人の話を聞いて言った。
「戦いの」
「そうだ、だからな」
「今は攻めますね」
「そして勢いがなくなるとな」
 その時はというのだ。
「下がるぞ」
「わかりました」
「では爆裂魔法を撃ちます」
 めぐみんはクールな目で述べた。
「そして一発撃てばです」
「わかった、その時はだ」
 デネブはそのめぐみんに冷静に応えた。
「すぐに回復薬を飲んでくれ」
「そうします」
「ではな」
「はい、しかしライダーの皆さんは私にも冷静ですね」
 めぐみんはここでこのことを話した。
「爆裂魔法一発撃てばそうしないとその日は撃てないというのに」
「それ位何でもない」
「そうだろ」
 デネブだけでなく桜井も言ってきた、攻撃は確かに激しく前に出ている。
「個性だ」
「それ位なんだ」
「和真には結構言われますが」
「実際にどうなんだよ」 
 その和真の言葉である。 
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