仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百十八話 サラトガの攻防その五
聞くしかなかった、それでだった。
リュウタロスと交代した、そして後方に入って仲間達に話した。
「ハナクソ女だけはどうしようもねえからな」
「いや、どうしようもないと言われましても」
「仕方ないでしょ」
裕理と恵那が言ってきた。
「それはね」
「ハナさんの言われることなら」
「あんた達の司令官ってハナさんだから」
「ですから」
「そうなんだな、しかしな」
それでもとだ、モモタロスは二人にも話した。
「これで逆らうとな」
「殴られますね」
「そうなるのよね」
「これがまた強いんだよ」
モモタロスはハナの戦闘力の話もした。
「俺達にも勝てるんだからな」
「前から思っていたが」
ロキがジブリールを肩に止めて言ってきた。
「あの人はかなり強いな」
「滅茶苦茶強いわね」
彼の姉のフレイもガルムを従えつつ話に入った。
「観ていたら」
「俺達以上にな」
「そうよね」
「だからだよ」
モモタロスは二人にも話した。
「俺も思うんだよ、あいつもな」
「戦えとか」
「そう思うのね」
「そうだよ、ライダーに変身したらな」
それこそというのだ。
「良太郎並に強いだろ」
「そうかもな」
ロキも否定しなかった。
「この人は」
「特異点だしな」
モオタロスはハナのこのことも話した。
「だからな」
「尚更だな」
「鼻糞女が変身したらな」
仮面ライダーにというのだ。
「恐ろしい位に強いぜ」
「そうよね」
姉のフレイも頷いた。
「ハナさんはね」
「それでも戦わないからな」
「不思議よね」
「ずっと思ってるけれどな」
「そう言われてもベルトないから仕方ないでしょ」
コハナが言ってきた。
「変身出来る筈ないでしょ」
「というかベルトあったら変身出来るんだな」
雪音クリスは話を聞いてこう解釈した。
「そうだな」
「あっ、そうね」
「そうなりますね」
調と切歌もそう解釈した。
「言われてみますと」
「ベルトがないなら変身出来ないなら」
「ああ、あのベルトは良太郎専用だけれどな」
モモタロスはプリンを食べつつ話した。
「鼻糞女もベルトあったら変身出来るぜ」
「その場合まさか」
しおりは心から思った。
「ハナさん野上さんより強いかも」
「いや。それはないわ」
「絶対にないわよ」
ハナもコハナもその説は否定した。
「良太郎の心の強さは凄いから」
「私達なんか足下にも及ばないわ」
「いつも大変なことになってもめげないでね」
「絶対にやり遂げるから」
「そんな良太郎と比べたら」
「私達なんてとても及ばないわ」
「野上君の強さはお心の強さだからね」
765プロの社長も言ってきた、今はハンバーガーを食べているがやはり背中を向けていて顔は見えない。
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