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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百十四話 英雄が敗れた地でその三

「もう一度勉強しておこう」
「それもじっくりとな」
「歌とダンスもガァルル」
 ガァルルは自分達の分野から話した。
「そうするガァルル」
「それがいいな」
「復習しておくの」 
 あろまとみかんはガァルルの言葉に頷いた。
「決戦までにそうするの」
「そして万全の状態で挑むぞ」
「そうしてくれると私も嬉しい、では決戦の時に会おう」
 スサノオはまた言った、そうして気配を消した。
 その後でだ、戦士達は訓練と布陣のチェックにだった。
 オルフェノクのデータのチェックと歌やダンスのレッスンもしていった。そのうえで決戦の日を迎えたが。
 三原は昨夜降っていた雨が止んで朝を迎えて言った。
「いよいよか」
「雨はこのまま降ると思ったけれどな」
 乾が応えた。
「止んで何よりだな」
「そうだよな」
「雨で土がぬかるんでいる」 
 草加はそちらの話をした。
「このことには気をつけることだ」
「そうだな、じゃあそのことも頭に入れながらな」
「戦っていくぞ」
「ああ、そうするか」
 乾は草加の言葉に頷いた。
「ここでもな」
「そうだ、ではこれからだ」
「変身だな」
「行くぞ乾」
 草加は自分から言ってだった。
 カイザフォンとベルトを出した、乾と三原もそうしてだった。
 三人のライダー達が変身し木場と海堂、長田も続いてだった。
 戦士達も布陣を整えた、そして六時になると。
 丘の下にオルフェノクの大群が表れた、ファイズはそれを見て言った。
「来たな、それじゃあな」
「まずは遠距離攻撃だ」
 カイザが隣から言ってきた。
「そうしてだ」
「ここに来る前に出来るだけ倒しておくんだな」
「そうだ、俺達はマシンを使う」
 自分達それぞれのそれをというのだ。
「そしてだ」
「出来るだけ倒してか」
「そして近寄ってきた連中もな」
「倒すんだな」
「そうするぞ、いいな」
「ああ、わかった」
 ファイズは眼下の敵の大群を見つつカイザに応えた。
「それじゃあな」
「ミサイルをありったけ放ったらいいな」
 デルタも言ってきた。
「ここは」
「しかしマシンは動かすな」
 カイザはデルタにも話した。
「今はな」
「攻撃だけか」
「突っ込ませても数で囲まれて動きを止められる」
 カイザは冷静に述べた。
「百体一気に轢けても千体はどうだ」
「ジェットスライダーでか」
「出来ないな」
「流石にな」
 デルタもそれはと答えた。
「幾ら何でも」
「そして横から攻撃されてだ」
「壊されるか」
「今マシンを壊されるのは得策じゃない」
「そうだな、先は長いからな」 
 ファイズもそれはと応えた。
「マシンは何かと使えるからな」
「迂闊に突っ込ませてだ」
「壊されたら攻めるやり方が減るな」
「それは多い方がいい」
 攻めるやり方はというのだ。 
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