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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百十三話 ゲティスバーグの激戦その一

                第五百十三話  ゲティスバーグの激戦
 ショパンはゲティスバーグに着くとすぐにこんなことを言った。
「まずは何をしようか」
「ムジークをしましょう」
 ドボルザークが応えた。
「その練習を」
「一ヶ月後に備えて」
「そうしましょう」
「うん、もうそれに備えないとね」
 芝浦も言ってきた。
「訓練をしないと」
「ちょっと休みたい」
「ああ、休みたいなら休んで」
 芝浦はショパンの言葉に応えて言った。
「その後でだよ」
「それじゃあ」
「兎に角ここでまた訓練をして場所を歩き回りもして」
「どんな場所か確かめないと駄目ですね」
 レベッカが応えた。
「このゲティスバーグが」
「そうだね、僕達の戦場になる場所だから」
 東條が応えた。
「よく知っておかないと駄目だし」
「それじゃあ休息も摂って」
「そして訓練もしてね」
「この場所のことを知りましょう」
「一ヶ月先の決戦に向けてね」
「それじゃあ」
 こうした話をして戦士達は休息の後は訓練と現地調査に専念した、そしてそれが終わって決戦の時になると。
 秋山は城戸にこんなことを言った。
「いいか、前に出てもな」
「それでもか」
「生きて帰って来い」 
「前に出るのはいいんだな」
「お前がそれで止まるか」 
 前に出るなと言われてというのだ。
「それはないな」
「俺はそれがいつもか」
「というか誰か困っていたらだろ」
 北岡も城戸に言ってきた。
「お前すぐに動くだろ」
「そうしないでいられないって言うとな」
「お前はずっとそうだからな」
「だからか」
「最初から止めるとは言わない」
 秋山はまた城戸に告げた。
「行って来い、そしてだ」
「生きていろっていうんだな」
「そして帰って来い」
「それじゃあな」
「若し城戸さんが敵に囲まれたらですわ」 
 黒子が微笑んで言ってきた。
「わたくし達は何があろうともでしてよ」
「助け出すんだな」
「城戸さんの様な方を失う訳にはいきませんので」
「その時はです」
「私達もいきます」
 淡希と涙子も言ってきた。
「全身全霊を使って」
「そしてお助けします」
「こいつ人望は凄いからな」
 北岡は黒子達の城戸のピンチは助けるという言葉にこう述べた。
「だからこうしたこと言う娘が多いんだよな」
「俺もそうする」
 月光も言ってきた。
「何時でも助太刀に入る」
「悪いな、それは」
「悪くはない、城戸さんならだ」
 月光は城戸本人にも話した。
「そうしなければならない」
「俺ならか」
「今までを見て来たからな」
 彼の行動をというのだ。 
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