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まともに相手にしてもらえなくて・・ おまけにブスといわれて

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第4章
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 新学期が始まった時、私は十和姉さんに

「十和姉ちゃん ウチなぁー 大学行きたいねん」

「いいんじゃぁない 頑張ってね」

「それでね どんな勉強すればええんかなーって」

「そりゃー 今やってることやーぁ まぁ 英語 数学はぜったいやねー」

「あのなー 十和姉ちゃんは 教育大やろー クラスで何番ぐらいにならんとあかんのー?」

「うーん クラスでっていうより、学年で1番か2番 ウチの学校 程度低いから、それくらいやないとなー」

「十和姉ちゃんて・・ 何番目くらい?」

「1学期はな 3番 1番は1組の高松謹二 あいつは、京大目指してんねんてー 多分 かなわんわー」

「そう 京大やったら そんなんかー どれぐらい勉強してんねんやろなー」

「どうかなー あいつは昔から 秀才やったからなー 以外と短かったりしてな」

「十和姉ちゃんは?」

「うーん みんなには言うなよ 学校から帰って 3時間 ご飯とお風呂入ってから2時間 12時には寝る 学校行く前に3時間」

「えっ えー 寝てるん?」

「まぁ 4時間くらい 今が追い込みやからな でも サダ姉さんはどこ受けるん?」

「・・・キョーダイ・・」

「・・・なんて 言うた? あんた まさかー」

「ウン まさか やねん」

「・・・何考えてんねん 悪いけど あんた そんな成績よかったんかー?」

「うぅん 学年でいうたら 50番目くらい」

「まぁ 無理とは言いたないけどなー ・・・無理 他の学校にしたらー」

「・・・ 茜さんにも 相談したけど・・ウチならきっと受かるって言ってくれたよ」

「あほかー あの人は サダ姉さんを傷つけんとこって 励ましてくれただけやわー」

「そんなこと言わんと 教えてーなー どうな風に勉強したらええんか どうしても ウチ 行きたいねん」

「サダ姉が言うんやったら しょうがないけどなー 遅れてるん取り戻すねからね 遊んでられへんでー どーすっかなー グループの仲間・・・ 付き合ってる時間ないからなー」

「うーん 適当に 徐々にな・・」

「サダ姉のことやから ヤル気になったら、必死でやるやろけど・・まぁ ウチに出来ることやったら、応援するしー」

「ありがとう ウチ 頑張ってみようと思う 今からやったら、追いつけるやろー」

「わかった けど 京大のことは まだ、口に出さんほうがええでー なにかとなー」

「ウン 十和姉ちゃんと 一緒やと心強いわー」

「わかってる? あんたのほうが ずーと ハードル高いねんでー もし、受かったらー 学校中 大騒ぎやわ」  
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