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おぢばにおかえり

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第七十一話 詰所の中その十六

「そうしたところの会合もしてるわ」
「会議室っていうと違いますか」
「お話も使うけれどね」
「まあ大体練り合いとかですね」
 おみちでのお話です、それを練り合いと言います。お話をしていってそれでおみちをよくしていく練っていくということでこの呼び名みたいです。
「あと休憩に使われますね」
「あとこちらで泊まることもあるわ」
「色々使う場所ですね」
「そうなの」
「よくわかりました」
「ええ、それでビデオでね」
「それを観てておどりとかの勉強も出来ますね」
 新一君から言ってきました。
「そうですよね」
「そうよ、あとテレビ観たいなら」
 それならです。
「右手のね」
「休憩室あるんで」
「そこで観てね」
「わかりました」
「まあここにいたらあまりテレビは観ないわね」 
 他にすることが多くてです。
「どうしてもね」
「僕テレビは特撮とアニメだけです」
「それも極端ね」
「他は観る気がしないんですよ」
「面白くないの」
「はい、ですから」
 それでというのです。
「観ないです」
「そうなのね」
「アニメは今はスマートフォンとかでも観られますしね」
「じゃあ余計にテレビは観なくなるわね」
「そうですね、報道番組とか平気で嘘吐くんで」
 だからだとです、新一君はどうかというお顔で言いました。 
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