仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三話 サファリパークその十五
「生活臭がしてもね」
「それが独特過ぎるよね」
「僕が見てもね」
拓武は春雪に真剣な顔で答えた。
「そんな生活してるんですかって」
「そうだよね」
「城戸さんも橘さんも剣崎さんもそうで」
「火野さんも」
「あと矢車さんと影山さんも」
「今はお家があっても」
「家がある生活はやっぱりいいな」
影山が笑って話した。
「それを実感してるよ」
「探偵をされながらですね」
「そう思われてますね」
「ああ、それだけで違うものだよ」
「俺も今は家がある」
矢車も言って来た。
「そして相棒と暮らしているが」
「それで、ですか」
「満足している、そして君達ともいてな」
「僕達ともですか」
「余計にだ」
「満足されてますか」
「そうですか、確かに独特な人達ばかりですが」
それでもとだ、春雪は矢車の今の言葉に笑顔になって応えた。
「人間的で基本悪い人達じゃないからいいんですよね」
「人生の先輩よね」
千百合も言う。
「まさに」
「そうだよね、だからこれからもね」
「何かと教えてもらいたいわね」
「そうだね」
「俺達でよかったら見るといい」
「ちょっと恥ずかしいけれどな」
矢車と影山も応えた。
「何でも言ってみてくれよ」
「及ばずながら教えさせてもらう」
「そうさせてもらいますね、これからも」
千百合は笑顔で応えた。
「是非共」
「そうしてくれるか、ならこれからもだ」
「こっちも頼むよ」
「はい、それでこうして今サファリを巡ってますが」
千百合はこちらの話もした。
「このままですね」
「暫く見て回るよ」
影山は笑顔で応えた。
「そして動物園の中も見て回って」
「そうしてですね」
「楽しんでいこうな」
「わかりました」
千百合は笑顔で応えた、そうしてだった。
戦士達はサファリの中を巡っていった、そのうえでサファリパークの中の動物園にも行くのだった。
第五百三話 完
2022・1・8
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