仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二話 バーベキューだけじゃないその六
「同じ様にアルデバランさんにも」
「そういえばそっくりだよな、お二人」
「そうですね」
白ビキニの雪菜は古城の言葉に頷いた。
「外見こそ違えど」
「お二人ってそうだよな」
「ついつい間違える位に」
「私もそう思っていた」
「それがしもでござるよ」
アインズとハム助もだった。
「お二人を何度間違えたか」
「学校でもな」
(何でアルデバランさんが校長先生なんだって思ったよ)
アインズは心の中でこうも言った。
(見たらゼートゥーアさんだし)
「多くの者がそうだな」
「私もでしたが」
デミウルゴスが応えた。
「流石アインズ様、間違えられませんでしたか」
「う、うむ」
(声には出さなかったから誤魔化してもいいか)
アインズは心の中で呟きつつ頷いた。
「そうなるか」
「やはり違いますね」
「まあ兎に角複雑な事情があるということですね」
白の可愛い水着、ワンピースのそれを着た珠雫が述べた。
「要するに」
「ああ、しかし本当に特定の子が絶対服従だからな」
青のスカート上のワンピースを着たサフィがゼートゥーアに進んでバーベキューの肉を差し出しているのを見つつだった、来須は述べた。
「凄いな」
「立てるべき方は立てんといけません」
木下秀吉もこう言う。
「それがゼートゥーアさんで」
「アルデバランさんか」
「左様です」
こう来須に言うのだった。
「だからお酒のことは和真さん達も擁護出来ませぬ」
「というか普通に和真さんが悪いプリ」
黄色のビキニのみれぃはやや厳しい顔である。
「二度とそんなことしたら駄目プリよ」
「二度としないからな、俺も」
その和真の言葉である。
「本当に殺しにかかってきたんだからな」
「まあ軍隊ですからね」
カズヤはいささか苦笑いで述べた。
「そうしたこともありますね」
「いや、それがわかっていたらな」
「和真さんもですね」
「そんなことしなかったよ」
「いや、流石はゼートゥーアさんだな」
黒ビキニ姿のノブナガは腕を組んで大きな声で言った。
「賞賛しか出来ん」
「えっ、ノブナガさんも手放しか」
これにはキンジも驚いた。
「そういえばノブナガさんもか」
「うむ、八十一の関係でな」
「ゼートゥーアさんやアルデバランさんにはか」
「敬意を払わせてもらう」
「そうなのか」
「人に敬意を払うことはいいことだ」
黒のスリング水着の上にパーカーを羽織っていて斎子の言葉だ。
「ちなみに私は今隊長に露出を禁じられている」
「あの、頭に指の後あるけれど」
タスクはそれを見て引いていた。
「やっぱり」
「先程までアイアンクローを受けていた」
「そうだったんだ」
「頭がミシミシと言っていた」
「副長にパーカーを着てもらってよかったよ」
当のシ迅はにこにことしている、だがそれでも何時でも彼女の頭を掴める様に身構えているのが見てわかる。
「僕の説得も無駄じゃないね」
「確かにそうだね」
タスクは引きながら迅の言葉に頷いた。
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