仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二話 バーベキューだけじゃないその一
第五百二話 バーベキューだけじゃない
戦士達はバーベキューも楽しんだ、だがアンクはまずだった。
アイスキャンデーを食べた、伊達はそのアンクに言った。
「これから熱いもの食うからな」
「だからか」
「いきなり冷たいものはな」
それを食べることはというのだ。
「俺としてはお勧め出来ないな」
「そうか、だが俺はまずだ」
「いつもだよな、あんたは」
「アイスを食う」
実際に食べながら言う。
「こうしてな」
「そうだよな」
「それから野菜を食ってだ」
そうしてというのだ。
「肉もだ」
「食うんだな」
「あと酒も出るな」
アンクはそちらの話をした。
「そうだな」
「ビールがある」
又吉は邪悪な笑みで缶を出してきた。
「アルコール度九十パーセントのな」
「そんなビール何処にあったんだ」
伊達はそのアルコール度に突っ込みを入れた。
「普通五パーセントとかだろ」
「相手を一気に酔わせる為に私が造らせた」
又吉の笑みは邪なままだった。
「これを飲めば一発で酔い潰れるぞ」
「それだけ強いとな」
「酔い潰してだ」
そのうえでというのだ。
「そこから情報を聞き出したりするのだ」
「やっぱり悪いことに使うか」
「悪いことではない、情報収集の為だ」
これが又吉の主張だった。
「その為には酔わせる位何だ」
「この人のやることはいつもこうだね」
火野はどうかという顔で述べた。
「本当に」
「この人の方が悪くないか」
後藤も思うことだった。
「むしろ」
「そうですよね」
「どう見てもな」
「私の何処が悪い」
又吉は胸を張って言い返した。
「一体」
「その考え方がな」
左も彼に言った。
「悪い」
「僕もそう思うよ」
フィリップも続いた。
「その考えはあらためないと」
「そう言っておく」
「目的の為に手段を選ぶものか」
又吉は開き直す様にして言い切った。
「そんなことをして何になる」
「冗談抜きに悪役の言葉ね」
薄いグレのビキニの薙切アリスが米の様な目になって突っ込みを入れた。
「これって」
「どう見てもですね」
黒のワンピースの姫和も頷く。
「この主張は」
「スサノオが言っても不思議じゃないわよね」
「あいつの手下でも」
「実際にこう言う手の奴はいた」
左は二人にこう話した。
「スサノオの手駒の奴の中にはな」
「やっぱりそうなんですね」
「そう思いましたが」
「ああ、枚挙に暇がない」
又吉の考えの様な者はというのだ。
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