仮面ライダー　エターナルインフィニティ

「だからな」
「朝から飲むこともあるか」
「本当に食欲がないとな」　
　その場合はというのだ。
「生卵を入れてだ」
「飲んでか」
「朝食にしている」
「ビールは飲むパンだ」
　クロコダインが語った。
「俺の世界でもそう言っている」
「酒じゃなくてか」
「パンだ」
　そちらだというのだ。
「そう考えられている」
「そう言えば同じ麦か」
「そういうことだ」
　まさにというのだ。
「要するにな」
「ああ、そうか」
「そうだ、ターリャの言う通りだ」
「というかビールはあれば飲むものだろ」
　クレオは力説した。
「水だよ、水」
「その通りだ」
　ラウラも同意だった。
「ビールは普通に飲むものだ」
「うちのお祖父ちゃんビール一日六・八リットル飲んでたよ」
　ネロは自分の祖父のことを話した。
「毎日ね」
「それは幾ら何でも飲み過ぎじゃないかな」
　明久はその量に唖然となった。
「流石に」
「そうかな」
「うん、飲み過ぎだよ」
「いや、飲む人は飲むわよ」
　ドイツ帰りの美波の言葉だ。
「普通にね」
「そうなんだ」
「ドイツはね」
「それとケーキだったな」
　紺はこのお菓子の名前を出した、とりあえずドイツなのでこちらも思い出してそれで言ったのである。
「ソーセージにジャガイモにバター乗せてベーコンもあったな」
「あの、話聞いていたら」
　プロデューサーはこう言った。
「結構危ないね」
「痛風になるわよ」
　マリアンデールははっきりと言った。
「ビールにケーキにそうしたものばかりだと」
「わかるか」
「ええ、ドイツさんも危なくない？」
「実は心配だ」
「もう痛風なんて普通だろ」
　プロイセンも言ってきた。
「それはな」
「普通なの」
「国民の多くがな」
　まさにというのだ。
「痛風持ちだよ」
「実は軍でも問題になっている」
　ゼートゥーアがこの現実を話した。
「痛風のことはな」
「相当痛いそうですね」
「恐ろしいまでに痛い」
　こうシンクに答えた。
「戦争の負傷よりもだ」
「そうなんですね」
「だから戦えなくなる」
　痛風になればというのだ。
「歩けなくなるまでだからな」
「それは凄いな」
　啓太も聞いて引いていた。
「俺も気をつけないとな」
「そ、そうね」
　ようこも引いた顔で頷いている。
「痛風にはね」
「そうだよな」
「痛風は怖いらしいな」
　ビリー田中も言ってきた。