仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十八話 戦闘ーバトルーその一
第四百九十八話 戦闘ーバトルー
その夜戦士達はおでんを食べた、鍋の中に満ちているそれを観てだった。
「またこれは」
「凄いですね」
ネモは共に観ているファリアに応えた、八人で鍋の中のおでんの具達を観てそのうえで言っている。
「どれもがです」
「はじめて見る食材で」
「もう何というか」
「どんな味かわからないですね」
「何がどういった味で名前か」
ガレスも言った。
「見当がつきません」
「これは何かね」
ジョウも言った。
「異次元の食べものみたいだね」
「ジャガイモはわかります」
エレンはおでんの中のそれはと述べた。
「それと蛸は。ですが」
「これは何だ」
シャーリーは蒟蒻を観て言った。
「一体」
「穴が開いているな」
ギルタンはちくわを観ていた。
「不思議な模様だ」
「茹で卵はいいが」
レダも困惑を隠せないでいる。
「しかし」
「その他のものは全くわからないです」
ネモは本音を述べた。
「蛸とジャガイモはかろうじて」
「お肉ありますね」
ファリアはすじ肉が串に刺さっているのを認めた。
「ですがこのお肉は」
「ああ、全部お話するよ」
院長が言ってきた。
「それも写真付きでね」
「そうしてくれますか」
「こうなっているんだ」
院長はセブンナイツの面々にそれぞれの具の写真に名前が付いているものを出した、そうして彼等に話した。
「これでわかるね」
「こうなっているんですか」
ファリアはその写真と名前を観て驚きの声をあげた。
「何とまあ」
「全部はじめて聞く名前で」
エレンも普段の笑顔ではなく驚いた顔になっている。
「驚きました」
「具の殆どがそうで」
ファリアはまた言った。
「不思議な食べものですね」
「やはり外国特に世界が違う者から見ればそうだな」
鏡はこう考えて納得した。
「おでんについては」
「刺身や寿司はわかると思うが」
こう言ったのは花家だった。
「おでんは流石に無理か」
「はい、何かと思っていましたが」
それでもとだ、ネモは花家に応えた。
「こうしてこの目で観て尚更」
「驚いたか」
「そうなりました」
「そうか、しかしだ」
鏡がまた言った。
「これがおでんというものだ」
「理屈ではなくそうしたものということだ」
花家もまた言った。
「それで納得してもらう」
「お料理はそうしたものですね」
エレンが応えた。
「結局は」
「そういうことになる」
「そのうえで今から食おう」
「わかりました」
「では皆さんいただきましょう」
日向も言ってきた。
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