仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十四話 戦士達が集まりその十五
「一人で戦えるなら」
「そこまでの強さですね」
「まことに」
「私だったら相手出来るって言いたいけれど」
アクアはいつもの軽い調子を瞬時に消して述べた。
「ローズオルフェノクの強さ見たらね」
「相手に出来ませんね」
「一人じゃ無理よ、ラッキークローバーの後の三人も」
彼等にしてもというのだ。
「無理よ」
「乾さんや草加さんは圧倒していましたが」
「あの二人だからよね」
「左様ですね」
「絶対にそうよ」
ディアブロにも言った。
「本当に」
「そうですね」
「こんなの相手に出来ないわ」
「一人では」
「あんたもでしょ」
「他にどなたかおられないと確実に倒せません」
ディアブロは自分から語った。
「到底」
「そうよね」
「あまりにも強過ぎます」
「本当にね」
「その面子はライダーでもないと戦えないから」
アカリが話した。
「ラッキークローバーの他の三人もね」
「それだけの強さなのね」
「皆も強いけれど」
アカリはアクアに確かな声で話した。
「それでもね」
「一対一じゃ無理よね」
「だからライダーだからなのよ」
乾や草加もそうであってというのだ。
「無理はしないで」
「出て来たらなのね」
「他の怪人みたいに一撃で何人も倒すとか無理だから」
「それでは逆にですね」
ディアブロは自分からアカリに話した。
「私達が何人かですね」
「連中が出て来たらそうして戦ってね」
「わかりました」
「それでローズオルフェノクとかは」
恐ろしいまでの強さを持つ彼等はというと。
「ライダーを含めた特に強い人が何人もかかってね」
「戦うべきですね」
「絶対にね」
「それではその様に」
「これまで出してきていないのは」
ベルザがまた言ってきた。
「スサノオの遊びですか」
「そうでしょうね」
「そうなのですね」
「あいつはそうした神様だから」
それでというのだ。
「あえてね」
「出さずに」
「兎に角多くの怪人を出して」
そうしてというのだ。
「戦っているのよ」
「そうですか」
「出せてもね」
それでもというのだ。
「あえてよ」
「出さずにですね」
「楽しんでいるのよ」
「そうですか」
「多分ここぞという時に」
スサノオが思うその時にというのだ。
「出してくるわ」
「そうした怪人達を」
「必ずね」
「ではその時は」
「また戦いましょう」
その時にというのだ。
「その怪人達とね」
「それでは」
シアはアカリのその言葉に頷いた。
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