| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

麗しのヴァンパイア

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百四十話

                  第四百四十話  賛成したので
 今田先生はパーティーを開いてそこにカーミラを呼ぶことにした、だがここで今日子先生がまた言ってきた。
「私も一緒にね」
「パーティー主催するの」
「一緒にそうしましょう」
 即ち共催しようというのだ。
「そうしましょう」
「そうしてくれるの」
「だって私も賛成したから」
 だからだというのだ。
「それでよ」
「それならなのね」
「二人一緒にね」
 共催でというのだ。
「すべきでしょ」
「そうなるの」
「ええ、塾の娘達も呼んでね」 
 今田先生の塾の生徒達もというのだ。
「それでよ」
「彼女も呼んで」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「楽しくね」
「パーティーを過ごすのね」
「それでどうかしら」
「だから今日子ちゃんも一緒なのね」
「ホスト役になってね」
 そうしてというのだ。
「やりたいの。いいかしら」
「ええ、今日子ちゃんがそうしたいって言うなら」
 今田先生はここでも明るい顔で応えた。
「それならね」
「賛成してくれるのね」
「一緒にやりましょう」 
「それじゃあうんと楽しいものにしましょう」
「そうね、ご馳走にね」
 それにというのだ。
「甘い飲みものに」
「それとお酒ね」
「子供達は飲めないけれど」
 それでもというのだ。
「私達は飲めるし」
「ワインを用意しましょう」
「彼女もワインが好きだし」
「それならね」
「ワインを用意しましょう」
「子供達が間違えて飲むかも知れないけれど」
「まあその時は仕方ないわね」
 こうしたことも話して先生達はパーティーの共催を決定した、そうして早速どういったパーティーにするかを話すのだった。


第四百四十話   完


                  2022・1・21 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧