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八条学園騒動記

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第六百五十一話 サウナの話その九

「本当に」
「連合ではお湯の入浴文化が凄くて」
 ジョンは話した。
「もう湖みたいな温泉もあるね」
「日本の駿河星系だったかしら」
「ベトナムのユエ星系でもあるよ」
「あっちでもなの」
「火山の近くにあって」
 それでというのだ。
「湖みたいな広さで」
「全体がお湯なのね」
「そう、夏も冬も四十度位で」 
 それ位の水温でというのだ。
「それでね」
「そこに入られるから」
「何万人も一度に入られる」
 そこまでのというのだ。
「凄いものだよ」
「それは凄いわね」
「あとトルコにはね」
 ジョンは今度はこの国の話をした。
「世界一のスーパー銭湯があるらしいよ」
「あの国にあるの」
「そう、トルコの何処かは忘れたけれど」 
 それでもというのだ。
「街自体がスーパー銭湯みたいな」
「そこまでのなの」
「凄い場所なんだ」
「テーマパークみたいな感じ?」
「そう、まさにね」 
 ジョンはカトリに応えて話した。
「凄い広さで色々なお風呂がある」
「そうした場所だったの」
「そう、だからね」 
 それでというのだ。
「カトリも興味があって機会もあったら」
「行けばいいわね」
「そうしたらいいよ」
「お風呂に入ることもいいことだしね」
 ジョルジュは笑って話した。
「それ自体が娯楽だからね」
「そうなのよね」
「だからそうしたものも出来るね」
「その通りよね」
「カトリが今お話しているサウナだってね」
「その中にあるわね」
「そうだよ、ハーブのサウナもね」 
 こうしたサウナもというのだ。
「あるみたいだよ」
「それはいいわね」
「薬草を使ってね」
「熱しているのね」
「焼石に薬草を入れたお湯をかけて」
 そうしてというのだ。
「身体にいい熱気を出してね」
「それで身体を熱くして身体にいい熱気も浴びて」
「そうしてね」
「余計に健康になるのね」
「普通のサウナと比べてもね」
「それはいいわね」
 カトリはここまで聞いて述べた。 
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