| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百八十九話 それぞれの世界を越えて~絆を結ぶブイヤベース~その五

「俺は助かったよ、いつもね」
「そうか?」
「俺が危ない時いつも駆けつけてくれて」
 そうしてというのだ。
「助けてくれるから」
「それでか」
「うん、そんなポップがいてくれてね」
「助かってるか」
「今もね」
「頭は強制的に打たれることもある」
 ここで言ったのはターリャだった。
「私自身が証人だ」
「というかターリャさんはその為に頭を出していますね」
 こう言ったのは静乃だった。
「そうした生き方です」
「生き方がそうか」
「はい、ですから」
「頭を打たれているか」
「そう思います」
「そうなのか」
「あんた基本的に煽るからね」
 アクアもターリャに言った。
「だからね」
「そのせいでか」
「そう、何か喋り方や仕草がね」
「人を煽るか」
「静乃もそんなところあるけれど」
 それでもというのだ。
「あんたはね」
「特にか」
「そんなところがあって」
 煽るところがというのだ。
「それがね」
「頭を差し出しているか」
「打たれる様にね」
「確かにそうね」
 リン=ディヴズもアクアの言葉に頷いた。
「あんたは無性にね」
「人を煽ってか」
「頭打たれるのよ」
「やっぱり大人しくすることね」
 こう言ったのは梅雨だった。
「誰かを煽らずに」
「そうだな、謙虚に振舞うべきだ」 
 セッケは気取ったポーズで述べた。
「俺の様にな」
「いえ、貴方も結構煽ります」
 珠雫が言ってきた。
「何かと」
「そうか」
「はい、時として喉増を切らないまでも」
 それでもというのだ。
「凍らせたくなります」
「それも充分に酷くないか」
「いえ、命は奪わないので」
 だからだというのだ。
「安心して下さい」
「安心するのか」
「それにお兄様とそっくりなので」
 一輝と、というのだ。
「そこまではです」
「しないのか」
「そのことはご安心を」
「凍らせる位なのか」
「そうです」
 こうセッケに言うのだった。
「そのことはご安心を」
「安心していいのか」
「命のことまでは」
「珠雫っていざって時は冷酷になれるのよ」
 ステラもよく知っていることだ。
「だからね」
「命のこともか」
「結構本気でね」
「奪いに来るか」
「お友達で根は悪い方でそうはしませんが」
 それでもというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧