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イナズマイレブン クマゴロシのアツヤ

作者:黄熊
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第1話 転生

 
前書き
どうもはじめまして、黄熊と申します!
今日から投稿させていただきます。
完結出来るよう頑張ります! 

 
「知らない場所だ」
 
当たりを見渡しても全て真っ白な空間だ。白以外の色が全くない。
とりあえず辺りをふらふらと歩いているとそこにはこの空間には合わない和風な部屋があった。六畳くらいの畳、その真ん中には丸いテーブルがあり、そこでお茶を啜っているおじいさんがいた。
何でこんな所におじいさんがいるんだ?
そもそも何で俺はここにいるんだ?ここに来る前の記憶が一切ないと俯きながら考えていると
 
「それは儂が説明しよう」
 
考えていると目の前のおじいさんが話しかけてきた。俺が俯いた顔を上げると目の前でお茶を啜っていたおじさんが座るよう促してきた。
俺はおじいさんに促された通りに畳の上に座ると目の前にお茶とお煎餅が出てきた
 
「あ、あなたは?」
  
「お主が住んでいた所で言うところの神というものじゃ。そしてここは『転生の間』とでも言っておこうかの」
 
そういうと神様はなぜ俺がここにいるのかを教えてくれた。どうやら俺は死んでしまったとのことだ。
ここ最近、地震や雷などの自然災害が多かったからな。俺はその時の地震により寝ている間に天井が崩れ潰れて死んでしまったのだ。
だから、死んだときの記憶がないのか....
 
「本当に申し訳ない。あれはワシのせいなんじゃ....雷を落とした先に人間がいないかの安全確認を怠ってしまった。落雷で死ぬ人間もそれなりにいるが、今回のケースは予想外じゃった。」
 
「えっ....」
 
そういう....ことだったのか。
俺は改めて神様を見る。神様は本当に申し訳なさそうに頭を下げていた。
あの神様がだ。この世界の創造神がだ。
そんな神様を見て、俺は....

「確かに死んでしまったことは悲しいですが僕は神様が実在して、あの神様も間違えることがあるって知れたので全然気にしてないです!」 

「なんと、心の広い少年なんじゃ。(前に来たやつとは大違いじゃな。)
本当に申し訳ないと思っておる。だからお主には第二の人生を楽しんでもらいたいと思っておる。元の世界に戻すことは出来ないがその代わり好きな転生場所や能力を授けたいと思っとる。なんでも言ってみなさい。」
 
転生....よく読んでいた二次創作にある神様転生物語をまさか俺がすることになるなんてな。
好きなアニメやゲームは数えきれないくらいある。
海賊王を目指すアニメ、火影を目指すアニメ、ナンバーワンヒーロー目指す世界、テニスの世界など様々なアニメを見てきた。

その中でも俺が一番好きだったアニメ、それは....
 
「イナズマイレブンの世界でお願いします。もちろん無印の世界からでお願いします。」
 
俺が一番好きなアニメ....それはイナズマイレブンである。たまたまテレビで見たのが始まり俺はすぐにそのアニメが好きになり1話からみて、ゲームを買い凄く嵌まった作品である
 
「イナズマイレブンの世界じゃな。次に能力はどうする?」

「・原作キャラの兄弟になれるように
 ・サッカーセンス、技術
 ・他の世代の技知識
をお願いします。」
 
折角、イナズマイレブンの世界に行くんだらな。それと他の世代の技の知識があれば教えることも出来るし覚えることも出来る。
 
「ふむ、それだけでよいのか?
了解した。では直ぐに転生させよう。第2の人生を楽しんでくるんじゃぞ~」
 
神様がそういうと意識が薄れていくのを感じた。 
 

 
後書き
閲読ありがとうございます!
誤字脱字、感想やアドバイス等ございましたらよろしくお願い致します。
 
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