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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ 完結

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第十三章
  13-⑴

 9月になって、営業終了間際に、私は、晋さんとオープンの眼玉のメニューを相談していた。

「単純にね、何割引きっていっても、シャルダンと同じ事やられちゃうと、インパクトないから、私は、あんまり、効果ないなぁーって思っているのよ」

「ですね じゃぁ ステーキお代わりOKってのは?」

「それも良いんだけど 若い人にはね ウチはご年配の人も多いのよ 必要?」

「うーん 有難くないですね」

「あのさー 3割引きで、来店していただいた方には、次回も3割引きの券をだすっていうのは?」

「それじゃぁ 赤字を引きづることになりませんか?」

「うん 辛いよね 大赤字になるかも・・ 記念粗品はもう手配しているの ナカミチの名前入りのテーブル拭きにした 500枚」

「えぇー テーブル拭き ですか 有難いのかなー」

「でも 質のいいやつよ 消耗品だけど長持ちするから テーブルを拭く度にウチの名前見てもらえるし」

「そうですか 主婦目線なのかな」

「そう 主婦目線 ウフッ」

「そうだ お子様無料は? これも、ダメですね お子さん居ない人とかは・・」

「晋さん 又 記念特別メニューは? クリスマスの時みたいに」

「そうか それをお安く提供できるようにすれば、お腹あんまり痛まないですよね うーん」

「なんか ある?」

「思い付きですけど、ウチはランプステーキないんですよ 仕入安くしてもらえれば、今までのサーロインとか、フィレより格段に安く提供できるかも・・」

「そうかー でも、ランプも売れ筋なんでしょ 安く、してもらえるかなぁー 量の問題もあるかも 卸会社のほうに聞いてみるね」

「あと ハンバーグなら問題なく、考えられると思います ハンバーグっていうのじゃぁなくミートローフ調にして 魚を使うのも手ですね 普段無いですから それとか、卵を使ったキッシュとか」

「そうか この前ね お父さんが 鯛のポワレ作ってくれた おいしかったわ」

「そうですか オーナーは魚料理 得意なんですよ 松永さんも、時々お店で出していました あの人、淡路島の漁師と仲良いんですよ」

「そう わかった 私は、お肉の仕入と松永さんにお魚の仕入 聞いてみる 晋さん 悪いんだけどミートローフと玉子のほう考えてくれる? 今週中には、チラシ印刷しなきゃあなんないんだ」

「わかりました いよいよ 勝負の時ですね 店長」

「うん きっと 勝てると思う あそこに・・」
 
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