麗しのヴァンパイア
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第三百九十三話
第三百九十三話 お昼は
クラウンの七人は昼までそれぞれ頼んだ、だが昼になると梨花が言った。
「もうお昼だし」
「お昼ご飯ね」
「ええ、それにしましょう」
美樹に応えて言った。
「そろそろね、皆お弁当持ってきたでしょ」
「勿論よ」
美樹が笑顔で言った、そしてだった。
七人はそれぞれの弁当を出した、すると。
七人共買ったものではなく手作りだった、その手作り弁当を出してから美樹は笑顔でこう言ったのだった。
「何かどのお弁当も美味しそうね」
「そうね、何か見てるだけで」
華奈子が応えた。
「お腹が空いてきそうよ」
「そうよね」
美樹は華奈子のその言葉に笑顔で頷いた。
「もうね」
「そうよね」
「だったら」
美樹はさらに言った。
「早速食べましょう」
「そうしましょう」
「ここはね」
今度は赤音が言ってきた。
「それぞれ代わりばんこでね」
「それでなのね」
「お握りとかサンドイッチとかおかず交換して」
そうし合ってというのだ。
「楽しもう」
「それいいわね」
華奈子が最初に賛成の意を見せた。
「そうしよう」
「私もいいと思うわ」
「うちもやで」
美樹と亜美も笑顔で続いた。
「ほなな」
「皆でそうしましょう」
「私もいいと思うわ」
春奈も言った。
「そうしましょう」
「じゃあ賛成多数でいいわね」
梨花はリーダーとして言った。
「私もいいと思うし」
「私も反対する理由ないわ」
最後に美奈子も言った。
「それぞれ代わりばんこして食べましょう」
「じゃあそうしよう」
言い出した赤音が笑顔で言ってだった。
そうして七人でそれぞれの弁当のお握りやサンドイッチやおかずを交換し合うことになった、そのうえでお昼ご飯を食べはじめた。
第三百九十三話 完
2021・8・14
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