仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百七十四話 【大海】海での訓練と遊びその十八
「本当にね」
「ああした奴が一番問題だ」
「俺もそう思うよ、さもないと」
「何度もああしたことをしてな」
「犠牲になる人が増えるから」
「タイプは違うがゴ=ジャラジ=ダか」
一条は考える顔になって述べた。
「グロンギだと」
「近いな、そういえば」
おやっさんは一条のその指摘に頷いた。
「言われてみれば」
「そうですね」
「人の命を弄ぶからな」
「ファヴという奴にしても」
「そうだよな」
「生粋の邪悪さ、ね」
マリアンデールはスカート付きの黄色のビキニ姿である、性別は兎も角として似合っていることは事実だ。
「その連中にあるのは」
「俺達の世界で言うとスペード王国のあいつ等だな」
「そうだね」
ラックはマグナの言葉に頷いた。
「あいつ等も命を何とも思っていなくて」
「弄んでいたからな」
「そのままだね」
「ああ、ああした奴も何処でもいるんだな」
「そういえば今ライダーの皆さんも世界も大変だとか」
ユノは五代達に問うた。
「何でも」
「それはいつもかも知れないね」
五代はユノの今の言葉に笑って返した。
「何しろ俺達の世界はスサノオの本来の居場所だから」
「はい、ですが」
ユノはその五代にさらに話した。
「マスターロゴスが」
「聞いているとスペード王国のあの三人とそっくりだよな」
アスタはユノに応えた。
「もうな」
「いや、よりおかしな力を持ってだ」
「邪悪か」
「そうかも知れない」
こうアスタに話した。
「あの連中は」
「そう言われるとそうか?」
アスタもユノに言われて考える顔になった。
「あいつは」
「悪魔よりも邪悪だ」
「かもな、あいつは」
「これまでライダーの皆さんの世界で出て来た奴の中で最悪かも知れないですね」
如月ハヤトも言ってきた。
「マスターロゴスは」
「そうかもな」
一条も否定しなかった。
「あいつはただ強いだけじゃない」
「その性根がですね」
「何処までも邪悪でだ」
それでというのだ。
「これまでスサノオは何かと仕掛けてきたが」
「その中でもですね」
「檀正宗やエボルトよりもな」
さらにというのだ。
「邪悪かも知れない」
「僕が聞く限りゴルトドライブもかなりだけれど」
ショパンは今も膝を抱えて座っている。
「マスターロゴスは遥かに」
「邪悪だな」
「おぞましい、人でない何か」
ショパンはこうも言った。
「そう思う」
「ああした者達こそ何とかする」
こう言ったのはクローディアだった、虹色のビキニの面積はあまりなくそのスタイルを惜し気もなく披露している。
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