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八条学園騒動記

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第六百二十九話 草原の観光その九

「終わるのよ」
「何かあちこち壮絶みたいね」
「ちなみに続編があって」
「あるの」
「百億の敵を倒すまでが第一期で」
 それでというのだ。
「第二期は敵の本拠地に乗り込んで」
「また一撃でやっつけるの」
「敵の女帝と一騎打ちをして」
 そしてというのだ。
「激しい死闘の末に打ち倒すの」
「流石に今度は一撃じゃないのね」
「敵のラスボスだからね」 
 だからだというのだ。
「それでね」
「流石に死闘だったの」
「そしてその死闘の後で」
「どうなったの?」
「女帝はチンギス様の恋人の一人になるの」
「一人!?」
「この作品ハーレムものでもあって」
 ヒロインが複数存在して彼等全員が主人公の恋人という展開のジャンルである、恋人でなくとも想っていたり親しかったりする。
「チンギス様もてもてなの」
「オルドみたいに?」
「チンギス様実際に多くの奥さんがおられて」
 そのオルドにである。
「モンゴル人の中では人類最大のモテ男だから」
「それでなの」
「ヒロインもね」
 このポジションの登場人物もというのだ。
「多いの」
「そうなのね」
「それもモンゴル人のメインヒロインがいて」
 そしてというのだ。
「連合の多くの国出身のね」
「ヒロインもいるのね」
「日本人は大和撫子で」
 学園のあるこの国のというのだ。
「ヤンキーなアメリカ人、チャイナドレスの中国人に」
「お約束ね」
「サッカー好きのブラジル人とか」
「ヒロイン多くて」
「そのヒロイン全員がね」
「チンギスさん好きなの」
「それで摂り合いもしてるの」
 主人公のキャラをというのだ。
「もう本当にね」
「酒池肉林展開なのね」
「そうでもあるのよ」
「そしてそれがの」
「史実を忠実に表しているとね」
 チンギス=ハーンのそれをというのだ、モンゴル人が思うチンギス=ハーンは兎角女性にもてるのだ。
「言われているの」
「史実を」
「そう、それでね」
「敵の女帝もなの」
「倒したら」
 そうすればというのだ。
「チンギス様に心も奪われて」
「倒されるだけでなく」
「そしてね」
「ヒロインに入るのね」
「ちなみに作中のチンギス様スーツよ」
 そうだったというのだ。
「連合だからね」
「連合の大統領だから」
「だからなのね」
「高校卒業と一緒に大統領になるの」
「高校を出て?」
「それでわしこそが覇者だって言って」
 ナンはコゼットに話した。 
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