八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
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第三百二十五話 総帥さんのお言葉その十三
「それでも注意しないとね」
「ずっと楽しむ為にね」
「そうよね」
「食べて死ぬとか」
折角美味しいものをだ。
「洒落になってないよ」
「毒もないし」
「それを食べて死ぬとかね」
「お話にならないし」
「気をつけていこうね」
「そうよね、少しずつ食べて」
「飲むこともしてね」
「食べていくわ」
「そうしようね、お正月にもね」
今だけでなくだ。
「食べるしね」
「むしろお正月がね」
「うん、お餅は本番だよ」
何といってもだ。
「だからね」
「お正月の時も気をつけないと」
「駄目だよ」
「そうよね」
「お雑煮も美味しいしね」
実は大好きだ、どんなお雑煮でもだ。
「食べようね、あと僕韓国のお餅、トックも好きだよ」
「ああ、あれね」
「日本のお餅とは少し違う感じだけどね」
日本のお餅と比べると固い、弾力がある。
「あれはあれでね」
「好きなのね」
「日本の柔らかいお餅も好きでね」
「トックもなのね」
「好きだよ、それとお餅のお話していたら」
そうするとだ。
「中国のお餅もね」
「ああ、あの麦を練って焼いた」
「お米のお餅もいいけれど」
中国にはこちらのお餅もあるから少し複雑だ、真ん中に穴を空けて持ち運びやすくさせていたお餅もあったらしい。
「麦のね」
「睨餅とかあるわね」
「あのお餅もいいよね」
「お米じゃなくて麦だけれど」
「美味しいからね」
その睨餅にしてもだ。
「いいよね」
「そうよね」
「それでお餅というとね」
「義和は好きなのね」
「どんなお餅でもね」
要するにそうなる。
「お菓子のお餅も好きだし」
「きなこ餅とかずんだ餅とか」
「いいね」
「ずんだ餅もいいわよね」
「あっさりした甘さでね」
「伊達政宗さんが考えたっていうわね」
「そうみたいだね」
一説にはだ。
「あの人お料理にも造詣が深かったから」
「腕も確かで」
「そう、そしてね」
それだけでなくだ。
「食べることも好きで」
「ずんだ餅も考えたのよね」
「ホヤについても言ってたし」
「あの海で採れる」
「あれについてもね」
お汁まで飲めとだ、身体にいいからだという。
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