八条学園騒動記
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第六百二十五話 信長とお茶その七
「生産とか所得とか暴落してる中で」
「自分だけが贅沢をしてね」
「それで権力維持の為に秘密警察やら粛清とかやって」
「必要なこと何もしないと」
「クーデターが起こるか」
国内でだ。
「国が弱くなってね」
「他の国に攻められるよ」
「そうなるのがヲチだから」
七海は真剣な顔で言った。
「だからよ」
「そうした国は滅んできたね」
「全部ね」
そうなったことを話すのだった。
「結局は」
「そしてそんな独裁者の贅沢は」
「下品なのよね」
「日本の皇室の質素なんてね」
「全くなくて」
「北朝鮮みたいな」
かつて地球に存在した国である、流石にこの時代には存在していない。半島は韓国が統一した形になっている。
「ああした国もあったわね」
「サハラにはね」
「あそこまでいくと」
北朝鮮の様にというのだ。
「凄いわね」
「ある意味ね」
「流石にアフリカの独裁者もあそこまでいかなかったのよね」
「あそこまでいくと漫画だから」
菅は七海に言った。
「北朝鮮なんて」
「独裁者は世襲で」
「階級社会で」
「もう究極の独裁で」
「言論弾圧も強制収容所も壮絶で」
その内容がというのだ。
「軍隊と独裁者の贅沢で国家予算の半分近く」
「無茶苦茶ね」
「市民、あそこは人民だったね」
「言い方が違ったのよね」
「まあ兎に角その人達は餓えていて」
「独裁者だけ丸々と太って」
「もうね」
それこそというのだ。
「漫画の悪の国家」
「そんな風だったわね」
「現実にあったから言えないけれど」
それでもとだ、菅は言った。
「一歩間違えたらギャグ」
「そんな風だったわね」
「あまりにも酷かったから」
その為にというのだ。
「もうね」
「ギャグね」
「そんな国で」
「サハラの独裁者よりも」
「酷かったかもね」
「ある意味凄いわね」
「けれど韓国じゃ好きな人いるらしいね」
スターリングが言ってきた。
「ネタか本気かわからないけれど」
「ネタでしょ」
蝉玉は一言で言い切った。
「それは」
「そうよね」
「まあ洪童は違うけれど」
スターリングはクラスメイトの彼の名前も出した。
「韓国って一に日本二に日本三も四も日本で」
「五でやっとエウロパ」
「だから」
「もうね」
「あの国については」
韓国はというのだ。
「まず日本だから」
「そんなお国柄だから」
それでというのだ。
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