ドリトル先生と幸せになる犬
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第二幕その三
「人気があるんだ」
「そしてそのトイプードルの中でもだね」
「愛玩用でさらに小さくして」
「タイニープードルやティーカッププードルが生まれた」
「マイクロティーカッププードルも」
「そうなのね」
「そうなんだ、だから活発でね」
そうした誕生の歴史があってというのです。
「元気なんだ」
「それじゃあ泳ぐのも好きだね」
このことはトートーが言いました。
「そうなるね」
「そうだね、スタンダードプードルがそうなら」
ジップも言います。
「トイプードルもだね」
「サーカスでも芸を覚えて」
こう言ったのがガブガブです。
「それをすることも出来るわね」
「介助も出来るわね」
ポリネシアはそれならと言いました。
「スタンダードの子がそれなら」
「そう思うと只の愛玩用観賞用じゃないね」
ホワイティは考えるお顔でこう言いました。
「色々なことが出来るね」
「そんな種類だったら」
それならとです、ダブダブは思いました。
「人気が出るのも当然だね」
「全くだよ」
チーチーはダブダブの言葉に頷きました。
「そんな種類は人気が出るよ」
「犬は元々頭がいいけれど」
「そうした生きものだけれどね」
チープサイドの家族もお話しました。
「それでもね」
「トイプードルはその中でもだね」
「色々わかったよ」
「先生の今のお話でね」
オシツオサレツは先生に二つの頭で応えました。
「トイプードルについて」
「何かとね」
「そうしたお話を聞くとね」
老馬は街行くトイプードル達を見ながら言うのでした。
「トイプードルを見る目も変わるね」
「そうだね、知るとね」
そうなればとです、先生も応えました。
「糸色味方が変わるね」
「そうだよね」
「活発で頭がいい」
「芸も覚えてお水も好き」
「そんな子だね」
「だから毎日遊んだり一緒に遊んだりはね」
そうしたことはというのです。
「欠かせないよ」
「そうした子なんだね」
「それじゃあね」
「それならだね」
「トイプードルを家族にしたら」
「その時は」
「そう、その時はね」
まさにというのです。
「毎日一緒にお散歩して遊ぶことは絶対だよ」
「もうそれが出来ないとね」
「飼ったらいけないね」
「犬のお散歩は絶対だけれど」
「トイプードルもそれは同じで」
「むしろ他の種類の子達よりもだね」
「そうだよ、運動能力は高くて」
そしてというのです。
「ジャンプ力もあるよ」
「それなら足も速いよね」
「確かに歩き方も速いし」
「トテトテトテって速く走ってるね」
「それ見たらね」
「そう、足も速いんだ」
実際にというのです。
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