新:呉書 陸抗伝
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序章
前書き
短文かもです・・・
新たな外史の幕が開かれる・・・
274年・・秋・・陸幼節・・病にて没・・・
「私は・・、父上の汚名を返上する事が出来・・そして初代呉王の孫権様・そして孫亮様・孫休様・孫皓様に仕える事が出来幸せでした。」
「只、心残りは、私の亡き後の孫呉の行く末・・・
恐らくは、晋に征伐され・・大陸は晋の元統一されるのでしょう・・・
私の子供達、陸景・陸玄・陸機・陸雲らがどう生涯を向えるか知るすべを私は持ってはおらぬ・・
さて、そろそろ時間の様だ・・
冥符へ向かう船に乗らねば・・」
船の乗り場へと向かう陸抗
「待って、まだその船に乗船なさらないで。あなた様にお願いがあるのです。」
陸抗に話しかける一人の神の使い
「貴方様に、ある世界を救って頂きたいのです・・その世界はあなた様が生前に居た三国の時代に似ており・・既に戦友の朱績様もその世界におられます。」
陸抗の近くにまで歩き話しながら説明する神の使い
「朱積様もその世界におられるのか!?、しかし・・父上を置いてその世界を救いに向う事は・・出来ぬ・・」
苦渋の表情の陸抗
「それならご安心を、あなた様の父上の陸伯言様からの言伝を預かってます」
「幼節よ、そちらにおられる神の使い様と名乗る天女様からお話は聞いた・・私の元へ来るのは遅くても構わない・・ただ、その世界で苦しんでる民、そして同胞を見て見ぬ振りをするのは見過ごせぬ。」
「その世界を救い、そして暁にはそなたの仕える勢力が大陸統一した一報を肴に酒を酌み交わそうぞ」
終始無言の陸抗・・
「父上・・・、共に酒を酌み交わしたいです。そして父上・父上の尊敬する師の魯子敬様や諸葛孔明様が見る事が出来なかった天下統一をその世界で成してみせます!」
愛剣を抜き、天へと捧ける。
「所で、天女様、その世界は今どの様な情勢ですか?」
剣を納め、聞く体勢に。
「はい、漢王朝最大の民による反乱・・黄巾の乱がおきた時代です・・ただこの世界(外史)は特殊で有力武将が女性となってる点や、将の歴史が違う等の注意点がございます。ですのであなた様の父様の陸伯言様は女性となってます。そして仕官して頂く勢力は揚州を本拠とする孫家です。」
「救いに向かう世界は、面白おかしい世界ですね・・ですが・・また孫家に仕える事が出来・・そして女性ですが陸伯言に会えるのですね」
「はい。それに先に向かわれた朱積様や、陸抗様もあちらの世界・・通称外史では女性として生活して頂きます・・最後に一点だけお知らせを・・あなた様のご子息の陸景様を女子に変身させて外史にご案内する予定です」
満面の笑顔で話す天女
「士仁も来るのか・・士仁や朱積様と力を合わせてその外史と言う世界を救ってみせます!勿論母上のお力や孫家皆・・もしかしたら孫以外の人達のお力も借りなければ救えないかも知れない・・
そうなったら私は、獅子奮迅・粉骨砕身の気概で皆と手を取り外史を救ってみせる!」
「そのお気持ち嬉しいです、ではそろそろ外史へとご案内します・・」
陸抗の手を引き、外史へと繋ぐ門へと案内す
「この門をくぐれば、救って頂きたい外史へと向かえます。これから先私は陸抗様にお力添えをすことは叶いませんが・・私達と同じ立場の者が必ず外史にてお力添えを致します・・ではご武運を・」
深々と頭を下げ
「行って参ります、無事帰還し、父上や息子達と酒を飲むために!」
門を潜り、姿を消す・・
「行かれましたか・・あの外史・・毎度ある時間にて止まりそして逆行するか消滅して復活を繰り返す・・きっと陸抗様の力で外史を無事に良き流れに導いて下さる事を祈ってます。ただ・・于吉や左慈の行方が知れず・・・注意せねは・・」
「あちらで支援してくださる管理者様は確か・・・・あのお方なら心強いですね・・」
言葉を残し姿を消す
陸抗が向かった外史はどの様な・・外史か・・
続く。
後書き
駄文かもしれません・・
良ければ、ご感想等をお待ちしてます。
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