ドリトル先生と幸せになる犬
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第一幕その三
「今は普通にね」
「多くの人が飼ってるね」
「そうなってるよ」
日本でもというのです。
「今は」
「成程ね、ただね」
ここで王子はこうも言いました。
「トイプードルって体格に結構違いがあるね」
「あっ、そうだよね」
「同じ種類でもそうだよね」
「大きさに違いがあるよ」
「大きな犬もいれば小さな犬もいるね」
「同じトイプードルでも」
「体格差がね」
動物の皆も気付いて言いました。
「結構あるね」
「毛色も色々だけれど」
「同じ種類の間でも体格差があって」
「足も長かったり短かったり」
「個体差ある種類なのかな」
「トイプードルといてもその中で種類があるんだ」
先生はまさにとお話しました。
「これがね」
「へえ、そうなんだ」
「同じ種類でもなんだ」
「その中で色々あるんだ」
「そうした種類の犬なんだ」
「普通のサイズのトイプードルがいて」
先生はトイプードルについて具体的なお話をしました。
「そこから徐々にタイニープードル、ティーカッププードル、マイクロティーカッププードルと小さくなっていくんだ」
「そうだったんだ」
「だからトイプードルにも大小があるんだ」
「個体差じゃなくて種類だったのね」
「そうだったんだ」
「そう、そしてね」
先生は皆にさらにお話しました。
「足の長さもあるんだ」
「それもなんだ」
「種類に加えて」
「それもあるのね」
「足の長いタイプにスクエアっていう均整の取れたタイプにドワーフタイプっていう足の短いタイプの子もいるんだ」
「種類にタイプね」
「それがある犬なんだ」
「同じトイプードルでも」
「そうだったんだ」
「そして毛色もね」
今度はこちらのお話でした。
「黒や白、シルバー、茶色に赤茶色、ダークブラウンにクリーム色とね」
「色も多いんだね」
「トイプードルは」
「毛も多彩で」
「本当に色々なんだね」
「そうした犬だよ、ただ日本では」
先生達が今いるお国ではといいますと。
「小さくて足が短くて茶色の子が人気かな」
「ええと、タイニープードルとか?」
「それでドワーフタイプだね」
「それで色は茶色」
「そうしたトイプードルが人気あるんだ」
「そう見るよ、タイニープードルかティーカッププードルだね」
トイプードルの種類ではというのです。
「それでドワーフタイプで」
「毛色は茶色」
「そうした外見が人気があって」
「それでなんだ」
「よく見るのね」
「そうだよ、それと毛は巻いていて量が多くて抜け毛が少ないんだ」
そうした毛の質だというのです。
「そのことも特徴だよ」
「直毛で毛が短いトイプードルはいないね」
実際にとです、王子は言いました。
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