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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十八話 【訓練】勝利に向けてその八

「これは飲んだ次の日の朝は必ず入りたい位ですね」
「実際我々はよく入っている」
 高雄が答えた。
「そうしてだ」
「お酒を抜いていますか」
「そして気分をすっきりさせている」
「やはりそうですか」
「身体も奇麗にしているしな」
「いいことばかりですね」
「それが風呂というものだ」
「シャワーだけで済ませるのは勿体ないですね」
 愛宕は笑ってこう言った。
「やはりお風呂です」
「それね。シャワーだと手軽だから」
 ホーネットが答えた。
「それでなのよ」
「シャワーで、ですか」
「そう、身体を奇麗にして終わりなの」
「そうですか。ですが」
「ええ、シャワー浴びただけじゃここまでお酒抜けないから」
 愛宕に酒が急激に抜けていくのを感じつつ述べた。
「だからこれからはね」
「飲んだ時は」
「出来る限りお風呂に入るわ」
「けれど」
 ここでみのりが言ってきた。
「一ついいかしら」
「どうしました?」
 扶桑が応えた。
「一体」
「いえ、私達はいいけれど」
「ああ、五代さん達ですね」
「ここには男湯があるのかしら」
「ありますよ」
 山城が答えた。
「そちらも」
「そうなの」
「ですから五代さん達もです」
「お風呂を楽しんでいるのね」
「今頃」
「だといいわ。ここ女の子ばかりだから」
「しかしそこは色々事情がありまして」
 飛龍が答えた。
「それで、です」
「男湯もあるのね」
「そうです、おトイレもです」
 こちらもというのだ。
「同じです」
「ならいいわ。女の子ばかりだとね」
「どうしてもそのことが心配になりますね」
「だからね」
 それでというのだ。
「それならね」
「はい、そういうことで」
「納得したわ」
「本来船に乗るのは男の人だからな」 
 このことは瑞鶴が言った。
「その辺りの配慮も当然だ」
「そういうことね」
「だからみのりさんも安心してくれ」
「お兄ちゃん達のことを」
「男湯もこれ位の広さだしな」
「それじゃあ三人で随分広いお風呂を楽しんでいるわね」
「そう思う、それでお風呂の後だが」 
 瑞鶴はそちらの話もした。
「朝食を食べてだ」
「訓練ね」
「それをはじめよう」
「しかし五代さんはかなりのお強さですね」
 不知火が言ってきた。
「私達が束になっても敵わないですね」
「まだ手合わせしていなくてもわかる」
「はい、気が違いますから」
 不知火は桜子に答えた。 
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