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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十七話 【集結】集まった戦士達その三

「皆さんおられるので」
「だからにゃ」
「もうすぐです、そこまで案内させてもらいますので」
「宜しく頼むにゃ」
「他の国の人もここには来たことがないんだ」
 五代はベルファスト達のやり取りを聞いてこのことに気付いた。
「そうなんだ」
「いえ、来られてもよくて」
 ベルファストは五代のその問いにも答えた。
「ですが」
「それでもですか」
「はい、事実ユニオンや東煌の方は来られます」
「けれど重桜や鉄血の人達は」
「来られません」
 そうだというのだ。
「これが」
「そうなんだ」
「お呼びしていますが」
「やっぱり気が引けるのよね」
 プリンツ=オイゲンが答えた。
「一時休戦でここは争う場所でないけれど」
「それでもですか」
「やっぱり対立する関係だから」
 レッドアクシズの面々として話した。
「だからね」
「それで、ですか」
「あんた達のところにはね」
「来られないですか」
「遠慮っていうとね」
「そうなりますか」
「やっぱりね」
 こうベルファストに話した。
「私達も」
「ですが別にです」
「遠慮しなくていいの」
「これからは」
「そうなのね」
「ですから何時でもいらして下さい」
 ベルファストは微笑んでこうも話した。
「そうして下さい」
「そこまで言うなら」
「はい、お待ちしています」
「このこと重桜の皆にも言っておくにゃ」
 明石はベルファストの今の言葉を聞いて微笑んで述べた。
「そうするにゃ」
「その様にお願いします、そして五代さん達も」
「ここに来ていいんだね」
「何時でも。では着きました」
 ベルファストは突き当りの大きな樫の扉の前で話した。
「こちらにです」
「ロイヤルの人達がいるんだね」
「左様です」
 五代に笑顔で答えた。
「これよりです」
「扉を開けて」
「中に入りましょう」
「わかったよ」 
 五代は今も微笑んで応えた。
「それではね」
「これからですね」
「ロイヤルの皆と会おう」 
 五代のこの言葉と共にだった。
 ベルファストは扉を開けて部屋の中にいる少女達に一礼してから話した。
「仮面ライダーの皆さんと他の国の方が来られました」
「ようこそ我が宮殿に」
 金髪で強気の表情の小柄な女王の様な服を着た少女が応えた。
「クイーン=エリザベスよ」
「プリンス=オブ=ウェールズです」 
 肩の高さで切り揃えた薄茶色の髪に赤い気品のある服の整った顔の女も名乗った。
「宜しくお願いします」
「フッドです」
 青い上品な服と華麗な金髪の音なの女性だった。
「これから共に戦いましょう」
「ウォースパイトよ」
 猫耳を思わせる長い金髪に露出の多い服装で着の強そうな顔立ちの少女だった。 
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