仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百六十話 空での決戦その二
「変身!」
仮面ライダーマッドローグが光に包まれ姿を現した。
万丈は両手にスイッチを出した。
そこから右手でそのスイッチを羽後アkして叫んだ。
「変身!」
腰のベルトにスイッチをセットした、そこから。
右手を拳にし左手を平にし。
自分の回りに出た数条のパイプの様な光に覆われた中で変身し仮面ライダークローズに姿を変えた。
桐生もまただった。
非常に落ち着いた動きでスイッチを両手に持った。
そこからそのスイッチを動かしながら叫んだ。
「変身!」
この言葉と共にスイッチを置いた。
そこから右手をハンドルを回す様に力を入れた、するとその回りに無数のパイプの様な部屋を思わせる無数の光の条が出た。
桐生はその中で身体の右半分を前に出した、そこから両手でファイティングポーズを取って光の中で仮面ライダービルドになった。
全てのライダーが変身した、ここで。
「時間です」
「遂にか」
「はい」
英四郎は後方からビルドに答えた。
「今まさに」
「そうか、じゃあな」
「これからですね」
「はじまるからな」
こう英四郎に返した。
「決戦がな」
「そうですね」
「言ったらすぐに出ましたね」
美香子も今は真剣な顔だった。
「スマッシュが」
「うわ、凄い数ですね」
そはらはそのスマッシュ達を見て思わず声をあげた。
「十万はいますよ」
「空美町だと埋め尽くされてますよ」
智樹も今は頭身は普通だ、顔もシリアスである。
「この数は」
「そうだよな」
「そうだよなって」
「これ位の数はいつもだからな」
「そう言ってましたけれど」
「決戦だとな」
こう智樹に返した。
「だからな」
「戸惑うことなくですか」
「戦っていくさ」
「はい、焦っても怯えてもいません」
イカロスが応えた。
「全く」
「それでいいんだ、それじゃあな」
「今からですね」
「戦っていこうな」
「わかりました」
ビルドにも応えた。
「これから」
「それじゃあな」
「はい、戦いましょう」
「そうしような」
「よし、皆頑張れよ」
智樹は意を決した顔になって仲間達にエールを送った。
「人間の力の見せどころだぞ」
「思う存分見せてやるからな」
クローズは既にその気だった。
「だからな」
「はい、この戦いで」
「スサノオにそれを見せるんだよ」
「人間の力を」
「それであいつを思いきりぶん殴ってやって」
そうしてというのだ。
「いいな」
「そうしてですね」
「勝つからな」
是非にというのだ。
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