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ドリトル先生と不思議な蛸

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第八幕その四

「こうした作品はね」
「娯楽の忍者なんだ」
「空を飛んだり姿を消したり」
「そういったことが出来るんだ」
「そうなのね」
「うん、これがまた面白いんだ」
 織田作之助の忍者の作品はというのです。
「そしてその作品を読んでもね」
「忍者って魔法使いみたいなんだ」
「というか戦闘も出来る分忍者より強いね」
「まさにスーパーマン」
「そんな風だけれど」
「それは創作でね、しかしその創作を抜いても」
 それでもとです、先生は笑顔で言いました。
「忍者は面白いね」
「そうだね」
「ロマンがあるね」
「恰好良くて何処か陰があって」
「それでね」
「だから皆好きなんだよね、僕もね」
 先生ご自身もというのです。
「好きだよ」
「そうだよね、お話する時目がきらきらしていたよ」
「学問のことをお話するみたいで」
「先生も忍者が好きだって」
「そのことがよくわかったわ」
「そうだね、本当に忍者はね」
 先生はそのきらきらとした少年の様な目でさらにお話を続けました。
「侍と並ぶロマンだね」
「そうだよね」
「戦国時代から江戸時代にかけての」
「本当に日本のロマンだよ」
「憧れるわ」
「全く以て日本は不思議な国だね」 
 先生はこうも言いました。
「その長い歴史を見てみると」
「そうそう、神様に仏様がいて」
「そしてお侍に忍者もいて」
「お公家さんも僧兵もいて」
「海賊もいたりして」
「鬼や幽霊、妖怪のお話も多くて」
「そして地域性もあってね」
 動物の皆も言います。
「とても不思議な国だよ」
「ただ長い歴史を持っているだけじゃないから」
「物凄い国よ」
「イギリスではスパイがいて」
 先生は祖国のお話もしました。
「やっぱりスーパースターがいるけれどね」
「その名はジェームス=ボンド」
「ダンディでもてもてで強くて頭がいい」
「まさにスーパースターだよ」
「オリンピックの開会式でも出て来たし」
「女王陛下と一緒に」
「あのヒーローにも負けないよ」
 忍者はというのです。
「服部半蔵さんや風魔小太郎さん、真田十勇士はね」
「そうだよね」
「ボンドさんにも匹敵するね」
「そうした人達ね」
「本当に」
「そう思うよ、そして機会があれば」
 その時はというのです。
「是非ね」
「伊賀にも行きましょう」
「そしてその時は忍者を観よう」
「絶対にね」 
 皆でこうしたお話もしてでした、午前中全部使って海の調査をしました。その結果今回も色々な種類の海の生きものを観られてです。
 水質の調査も出来ましたが。
「今回もね」
「赤くない蛸はいなかったね」
「本当にここにはいないのかな」
「伊勢の海には」
「そうだね、ただ探すことはね」
 このことはというのです。 
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