仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百五十四話 それぞれの世界の勇者達その十八
「それはまた」
「そういうの食う時もあるんだよ」
「それで納豆にもそう言うんだね」
「ああ、まあ気に入ったらな」
納豆のその味をというのだ。
「まんざらじゃねえぜ」
「そこまで言うならね」
ヘスティアも食べてみることにした、そしてだった。
実際にレオナと勇者達の前に納豆が出された、するとポップが言った。
「ああ、これが納豆か」
「特に驚かないか」
「最初に聞いてたからな」
こう雷真に返した。
「だからな、冒険の途中色々な食いものも見てきたしな」
「それでか」
「ああ、食い方も聞いてるしな」
こちらもというのだ。
「それじゃあな」
「今からだな」
「お醤油かけてな」
もうそれは用意されていた、たれもある。
「それでかき混ぜてご飯にかけて食うな」
「そうだ」
「じゃあそれで食ってみるな」
勇者達は実際にそうして納豆を食べてみた、そしてレオナは一口食べてからそのうえで真に笑顔で言った。
「美味しいわ」
「そうなんだね」
「ええ、面白い味ね」
「納豆って凄い外見と匂いだけれどね」
「味はこうしたものなのね」
「美味しいんだ」
これがとだ、真は笑顔で言った。
「だから僕もよく食べるんだ」
「こうしてご飯にかけて」
「そうなんだ、お味噌汁に入れたりするし」
納豆、それをというのだ。
「他にもスパゲティにかけたりね」
「スパゲティにもなの」
「あとおうどんにも結構合うしお寿司にも使うから」
「本当に色々ね」
「うん、納豆はいい食べものだよ」
「とはいっても匂いは確かに凄いし糸引いてるから」
浅葱はこのことを納豆ご飯を食べながら話した。
「抵抗がある人はやっぱり多いのよね」
「はい、私も最初見てです」
レティシアも食べつつ言う。
「食べものとはとても」
「しかしこれがだ」
そのレティシアに緋沙子が話した。
「栄養的にもだ」
「いいのですね」
「うむ、だから食べることはな」
「味以外でもですね」
「いいことだ」
こう言うのだった。
「私としてもな」
「美味いからな、納豆飯って」
アスタは大きな丼でたいらげている。
「腹にもたまるしな」
「ああ、最高の料理の一つだ」
レオポルドはアスタに負けない勢いて食べている。
「こんないいものクローバー王国にも欲しいな」
「そうだよな」
「いや、納豆がありますと」
ハルも食べながら言う。
「お金がない時も困らないですね」
「お金がないとだ」
ケーティーは真顔で言った。
「命がないこととだ」
「そこまでなんだ」
「そうだ、どれだけ苦しいか」
ダイに話した。
「我々インコグニートはわかっている」
「そうした時もあったからなんだ」
「今はあるがな」
その金がというのだ。
「ない時は我々は考えずに使う者もいるしな」
「金なぞ気にすることはないと思うが」
王馬は真顔で言い切った。
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