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ドリトル先生と不思議な蛸

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第三幕その七

「心からね」
「それで今もだね」
「お風呂も楽しんで」
「それでお料理も」
「そうするのよね」
「こうしてね、じゃあ皆で食べて」
 そうしてとです、先生は皆に言いました。
「楽しもうね」
「そうしよう」
「鉄道の旅はしたし」
「その後は水族館に行ったし」
「お風呂にお料理」
「次はそれだね」
「その通りだよ」
 笑顔での返事でした。
「今の様にね」
「最高だよね」
「これこそ日本の旅行だね」
「学問の調査で来ていても」
「旅行であることには変わらないからね」
「だからね」 
 それでというのです。
「これからはね」
「うん、それじゃあね」
「今から楽しもうね」
「食べて飲んで」
「そしてまたお風呂に入って」
「是非ね」
 先生は皆と一緒に食べはじめました、その中で伊勢海老も食べましたが。
 食べてです、先生はすぐに言いました。
「いや、本当にね」
「凄く美味しいよね」
「これが伊勢海老なんだね」
「食感も味もいいよ」
「こんな海老あるんだ」
「オマール海老もいいけれど」
「伊勢海老も美味しいね」
 皆もこう言います。
「いや、これはね」
「食べだしたら止まらないよ」
「お魚のお刺身もいいけれど」
「伊勢海老もいいね」
「そうだね、しかもね」 
 先生はお刺身を食べながら言いました。
「お刺身を食べたらその後は」
「そうそう、お味噌汁」
「頭からダシを取った」
「今度はそれだね」
「それが待っているね」
「そうだよ、だからね」
 それでというのです。
「お味噌汁が出るころにはお酒もかなり回ってるし」
「ああ、それでだね」
「酔い醒ましも兼ねて」
「お味噌汁も飲みましょう」
「そうしましょう」
「皆でね、最後のデザートは西瓜だから」
 そちらのお話もしました。
「その西瓜もね」
「食べましょう」
「いやあ、初日からいい感じだね」
「水族館に行ってお風呂に入ったし」
「食べて飲んで」
「最高のはじまりね」
 皆も笑顔で言います、そうしてです。
 先生は動物の皆と鳥羽を来たその日から満喫しました、そのうえで鳥羽の海にいる赤くない蛸の調査に入るのでした。
 翌朝先生は今は靴と靴下を脱いでズボンの裾を膝の辺りまでめくり上げて海に入っています、そのうえで浅瀬を調べています。
 そうしながら周りにいる皆に言いました。
「ここにはいないね」
「ここも蛸いるんだよね」
「さっきマダコ見たけれど」
「赤かったからね」
「赤くない蛸はいないわね」
「その蛸は」
「うん、ここにはいないみたいだね」 
 先生は皆にこうも言いました。 
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