| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百五十四話 それぞれの世界の勇者達その一

               第四百五十四話  それぞれの世界の勇者達
「これから宜しくね」
「ええ、こちらこそ」
 マアムは歌笛に笑顔で応えた。
「宜しくね」
「私達初対面だけれどね」
「何か凄く波長が合うわね」
「ええ、それじゃあね」
「仲良くやっていきましょう」
「これから」
「はじめまして」
 シスターナナはレオナににこりと笑って挨拶をした。
「これからは一緒に戦っていきましょう」
「そうしましょう、貴女とははじめて会ったけれど」
 それでもとだ、レオナも応えた。
「他人の気がしないわ」
「そうですね、姫様とは」
「世界が違えばいいわ、私はこの世界でだけお姫様だから」
「それじゃあ」
「普通に呼んで、レオナって」
「ではレオナさん」
「そう呼んでね」
 こうシスターナナに言うのだった。
「これからは」
「ではね」
「ううむ、これは困った」 
 ブラスはそれぞれ会っている面々を見て困った顔になっていた。
「誰が誰か声だけではわからん」
「俺もだよ」
 ダイはブラスに横から言った。
「ここまで色々な人がいるけれどね」
「魂の時点で同じものを感じる者達が多い」
「それもかなりね」
「だからのう」
「だよな、マアムだってな」
 ポップは歌笛達と話すマアムを見つつ言った。
「下手すると誰が誰かわからないぜ」
「そうだよね」
「ああ、本当にな」
「こうしたことがあるとはのう」
 ブラスの声は唸ったものだった。
「わしは思わなかったぞ」
「俺もだよ」
「俺もだぜ」
 ダイもポップもブラスに続いた。
「本当に油断したら誰が誰なのか」
「わからなくなるよ」
「だから気をつけて」
 二人にリューが言ってきた。
「慣れていないと戸惑うから」
「そうだよな、あんたもレオナ姫そっくりだしな」
 ポップはそのリューに言った。
「だからな」
「自分でもそう思うわ」
「やっぱりそうか」
「それにドルテも」
 見ればレオナはドルテとも楽しく話している。
「同じよ」
「何か姫さんってそっくりさん多いんだな」
「あとヒュンケルもね」
 見れば彼は春雪や一誠、バリアシオン、久我達と楽しく話している。
「そうみたいだね」
「だよな、俺達もああしてな」
「すぐにお話が出来る人が欲しいね」
「大勢な」
「いる人といない人がいるからね」
 アクアが二人に笑って言ってきた。
「かく言う私にはエリザベスという素晴らしい相手がいるけれどね」
「声は同じでも別人だろ」
 ポップはそのアクアに冷静に返した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧