仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百五十一話 勇者の弟子達その八
「そして君達が訓練で強くなれば」
「あの連中もですか」
「一対一どころか一人で何体も同時に倒せる様になるよ」
「そこまで強くなれるんですね」
「絶対にね」
まさにというのだ。
「そこまで強くなれるよ」
「そうですか」
「だからね」
「訓練をですね」
「していこうね」
「それじゃあ、ただ」
ここでポップはこう言った。
「俺達は訓練と呼ばずに」
「ああ、修行だね」
「そう呼んでいます」
「じゃあ修行をしてね」
鏡も父もポップに合わせてこう返した。
「そうしてね」
「強くなってですね」
「連中のことを知って」
バグスター達をというのだ。
「そうしてね」
「そのうえで、ですね」
「一緒に戦っていく様にもして」
「パーティーですね」
「そうそう、何人かで戦うこともね」
そのこともというのだ。
「修行していって」
「そうしてですね」
「一緒に戦って」
「勝つことですね」
「そうしていこうね」
「それで、ですが」
日向は真面目な口調で述べた。
「これよりです」
「これより?」
「はい、皆さんの世界に案内してくれますか」
こうポップに話した。
「お話も一段落ついたので」
「そうですか、それじゃあ」
「はい、これより」
「案内しますね」
「実は凄い場所に出たんです」
ダイも言ってきた。
「不思議な。教会みたいなところに」
「教会みたいな、ですか」
「そうなんです」
ダイは日向に答えた。
「木製の」
「石の階段が後ろにあります」
ポップも言ってきた。
「それもかなり長い」
「教会、神殿にも見えます」
ダイがまた話した。
「それが階段の上にあります」
「ああ、あそこだね」
ここまで聞いてだ、宝生は頷いた。
「大体何処かわかったよ」
「そうなんですか」
「今からそこに行こう」
こうダイに話した。
「そうしよう」
「何処かおわかりでしたらいいですが」
「おおよそだけれどわかったよ」
「聞いた限りだと心当たりは一つしかないな」
九条も言ってきた。
「俺も」
「九条さんもですか」
「ああ、だからな」
それでというのだ。
「今からそこに行ってな」
「そうしてですね」
「一緒にな」
「行きますか」
「君達の世界にな」
こう言ってだった、ライダー達は。
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