八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

「ダイエットフードなんだ」
「そうなのね」
「アメリカでは太ってる人は出世出来ないっていうけれど」
「自分の身体の管理も出来ていないから」
「それは太り方が凄いからね」
　お腹の脂肪が膝まで垂れ下がっている位だ。
「だからだよ」
「出世出来ないっていうのね」
「冗談抜きにあの太り方はね」
　アメリカ人の中にいるその太り方はだ、最近日本でもあのレベルで太っている人が見受けられることが心配だ。
「健康どころか命にね」
「関わるから」
「そうよね」
「確かにね」
　香織さんも頷いてくれた。
「アメリカ人の中にはね」
「そこまで太っている人いるよね」
「もう太り過ぎて」
　それでだ。
「力士さんよりも遥かにって人いるわね」
「力士さんは実は脂肪率少ないから」
　脂肪は薄皮一枚位でその下は筋肉の塊だ。
「ずっとね」
「ましよね」
「もうあの太り方は」
「危険よね」
「命に関わるレベルだから」
　それでだ。
「もうね」
「出世どころじゃないわね」
「満足に動けないで」
「命に関わるレベルだから」
「出世どころじゃないよ」
「そうよね」
「だから普通の肥満だと」
　日本人の考える位のだ。
「アメリカでもね」
「出世出来るのね」
「お腹が膝まで垂れ下がる位じゃないと」
　それこそとだ。
「大丈夫だよ」
「そうなのね」
「あくまで太り方の問題だから」
「というかどうしてあそこまで太れるの？」
「やっぱりカロリーの高いものばかり食べてるからじゃないかな」
「ハンバーガーとかドーナツとか」
「あとアイスクリームとかね」
　実際アメリカではあちこちにアイスクリーム屋さんがあるらしい。
「無茶苦茶カロリーの高いものを」
「そういうのばかり食べてると」
「あそこまでね」
「太るのね」
「それで飲みものもね」
　こちらもだ。
「甘いものばかりで」
「コーラとか」
「それでね」
「あそこまで太るのね」
「そうじゃないかな」
「そうなのね」
「それで運動もしなかったら」
　それこそだ。
「あそこまで太るんだよ」
「そうなのね」
「まああそこまで太るのはね」
「日本だとあまりよね」
「そうした人も確かにいるけれど」
　見掛けて心配になるけれどだ。
「それでも僅かだね」
「殆どいないわね」
「うん、流石にね」
「日本で普通に食べていたら問題ないのね」
「それで普通に運動していたら」
　それでだと思う。