| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五百七十八話  脚本家さんはどうかというと

第五百七十八話  脚本家さんはどうかというと
 この日本のお家にいる脚本家さんはお家の用心棒でありシェフでもあります。一番有名なのは工事現場の監督ですが一番多い引き受けるお仕事は用心棒です。
 何をするかというと番組がピンチになると。すぐに出て来るのです。
「俺が日本を守ってるからな」
「今回も御願いします」
 日本はこの人のことがわかっているので対応も冷静です。
「それでですね。今回は」
「ああ、何だ?」
「この仮面ライダーですけれど」
 何と鬼をモチーフにした仮面ライダーです。斬新といいますか本当に仮面ライダーなのかどうかと首を傾げる人までいる程です。しかも車で移動したりしています。
「ちょっと後半何とかして欲しいんですけれど」
 しかし話が急なのとこのライダー、前半お話が全然進んでいないので。この脚本家さんも引き受けてくれるかどうか疑問です。けれど脚本家さんは言いました。
「日本の願いは聞く!」
「引き受けてくれるのですね」
「俺に二言はない」
 何と快諾してくれたのでした。
「それで三十話から四十九話までだな」
「はい、巻になりますけれど」
 和風のお話ですので巻になるのでした。
「そこまで。御願いしますね」
「よし、じゃあ何があっても終わらせるからな」
 早速脚本を書きはじめています。またこれがかなり早い。
「安心して任せてくれ。いいな」
「そういうことで。御願いします」
 確かに物凄いキャラですけれどいざという時には頼りになる、そんな脚本家さんでした。


第五百七十八話   完


                                     2009・1・31
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧