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ヘタリア学園

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第五百六十四話  そもそもレッドがリーダーとは

第五百六十四話  そもそもレッドがリーダーとは
 このグループではリーダーはリトアニアになります。ブラックですがリーダーなのです。中心人物はレッドですけれどリーダーは違っていたりします。
「何か最近そういうの多いよね」
「そうなの?」
 イタリアに言われてリトアニアは少しびっくりでした。
「普通リーダーはレッドじゃないの?」
「だってうちだとドイツがリーダーだし」
「ああ、そういえばそうだね」 
 スウジク戦隊ではリーダーはブルーのドイツになっています。リトアニアもそれを聞いて思い出します。
「スウジクはね」
「そうだよ。だからバルトだってそんなに変じゃないよ」
「そうなるんだ。何かブラックの俺がリーダーっておかしいんじゃないかって思ってたけれど」
 この辺りは謙虚なリトアニアです。
「俺がリーダーでもいいんだ」
「まあレンゴウ戦隊はレッドのアメリカがリーダーだけれどね」
 実際はシルバーの韓国妹以外は全員リーダーだと主張していたりしますけれどとりあえずそうなっているのがレンゴウ戦隊です。
「俺のところだってそうだし。最近は普通だよ」
「だったらいいけれどね。そうか、別にいいんだ」
 ここでリトアニアはポーランドをちらりと見ます。相変わらず能天気な調子です。
「確かに。ポーランドがリーダーって怖いしなあ」
「そう?ポーランドいい奴だよ」
「いや、そういう問題じゃないから」
 この辺りはわかっていないイタリアでした。やっぱりリーダーになるのはカラーの問題ではないようです。


第五百六十四話   完


                                       2009・1・24
 
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