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ソードアート・オンライン∼もう一人の英雄∼

作者:狼 アサ
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十二話 ユニークスキル

 
前書き
今回、短いです!
おい!って感じですよね~。作者は誰なんだって話。
まぁ、僕なんですけど、僕なんですけど!

こんな作者の作品でも見てください。
ではどうぞ! 

 
グリーンアイズは叫び声に反応、または僕の投げた大剣に反応したかでアクから標的を僕に移した。
僕は精神を研ぎ澄ませる。
さっきの剣を投げただけで分かったけど、これはかなりの精神を使う。
そして……投げた時、剣が青白く光り、ソードスキルが発動した事から大体のソードスキルが発動できる……と思う。
あくまで予想でしかないが。
その可能性にかけて、グリーンアイズに突っ込む。
グリーンアイズは大剣を上に構えると、僕に向かって振り下ろしてくる。
だが―――
「遅い!」
振り下ろされた大剣を僕はステップでかわす。
グリーンアイズの懐へと入ると、《スター・スプラッシュ》を討つ。
予想通り、大体のソードスキルが発動する。
硬直時間が発生するが、グリーンアイズは今さっきのソードスキルで吹き飛ばされたから攻撃はこない。

硬直時間中にまた集中力を高める。
視界の端にアクが救出されているのが見える。
ふいにシステムアナウンスの声が僕の頭の中に響く。
『《英雄の力》固有のソードスキル、《ブレイブ・ビユーズ》が使えますが使いますか?』
グリーンアイズが来たら使いたい!
『……承知。ソードスキル、発動準備を行います』
剣が青色に光る。
グリーンアイズは怒った様子で、こっちに向かって突進してくる。
「安直だね……」
思わず、言ってしまう。
その時、後ろで
「ロア!準備が出来たぞ!」
とキリトの声がする。
「了解!タイミングは僕が言う!」
僕も叫ぶ。
今ので集中力が少し削られたが、大丈夫だ。……と思いたい。
グリーンアイズが突進してきたから、ステップを応用して、後ろへと回る。
ソードスキル、発動!

ステップを上手く生かし、くるくると回りながらソードスキルを放つ。
『もうそろそろ終了です』
と言うか、システムアナウンスが便利すぎる!
『聞こえてますよ』
あ、聞こえている。
集中力が途切れて来た。
「キリト!スイッチ!」
ステップをして、グリーンアイズの背後に回り、キリトのところへとグリーンアイズを飛ばす。
キリトは二刀の剣を装備している。
グリーンアイズもキリトの戦闘態勢をみて、標的をキリトに変える。
グリーンアイズは自分の大剣をキリトに振り下ろした。
キリトは自分の二刀の剣で受け止める。

「《スターバースト・ストリーム》!」

ご丁寧に技名をキリトは自分で言う。
わー、恥ずかし!
キリト、恥ずかし!

「うおおおおおおおおおおおお!」
キリトは、左右の剣が弾かれようが何だろうが、絶叫しながらグリーンアイズに攻撃を与えていく。
数えてみたところ、十六連撃もあった。
すごいな……
『ちなみに、貴方のソードスキルは十八連撃ですよ』
教えてくれて、どうもありがとう。
『どういたしまして』

キリトはグリーンアイズを倒すと、ふっと崩れた。
「キリト君!」
アスナが駆け寄る。
本当、良かった……な…
不意に僕の体も力が抜けてしまう。
『《英雄の力》の集中力が切れただけです。一瞬、意識がなくなりますが、その他はどうってことありません』
あ、なるほど……
って、何それ!問題大ありなんですけど!聞いてないんですけど!
『はい。言っていませんから』
システムアナウンス~~~~~~~っ!
「ロア!」
アクのこの言葉で意識が途切れた。
 
 

 
後書き
ロア「短いね」
アク「……短い」
狼「短いわ」
シスアナ『短いですね』
狼「ちょっと待て」
ロア「どうかした?」
アク「……なんか、違和感」
シスアナ『あ、多分それ私のことですね』
狼「自首してくれて、ありがとう!(´;ω;`)」
シスアナ『とりあえず宣伝しましょう』
ロア「そうだね」
アク「……関係ないけど、このごろ私の影、薄い」
狼「ま、まぁまぁ、じゃあいくよ。せーのっ!」
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