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ドリトル先生の野球

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第九幕その九

「それでね」
「そうなったんだ」
「まあ自業自得だね」
「悪いことをしたら報いがあるよ」
「ましてずっと悪いことをしたら」
「そうなるよ」
「この番組の後番組はまだ続いてるけれど」
 それでもというのです。
「やっぱりね」
「観たらいけない番組ね」
「何があっても」
「いい影響を受けないから」
「そうした番組だから」
「そう、本当にね」
 そこはというのです。
「観たら駄目だよ」
「そうした番組があるのが凄いよ」
「日本っていう国には」
「というかそうした番組がずっと続いていたとか」
「それも凄いことだよ」
「しかしね」
 チーチーが言ってきました。
「日本ってそんなテレビ番組ばかりでよくまともな人が沢山いるね」
「もうそれだけテレビ観てる人が少ない?」
「そうなのかな」 
 オシツオサレツはこう考えました。
「酷過ぎることはネットで有名だし」
「それでかな」
「そういえば昔から日本ではテレビを観ると頭によくないとか言うね」
 ホワイティはこの言葉を出しました。
「この言葉が生きていたのかな」
「それで今はネットもあって」
 ジップも言います。
「余計にそうなったのかな」
「テレビは必要にしても」
 それでもと言う老馬でした。
「観られる番組は本当に少ないんだ」
「むしろ観たらいけない番組が多くて」
 それでとです、ダブダブは言いました。
「気をつけないといけない程なんだ」
「イギリスもどうかって番組あるけれど」
 どうかとです、トートーは言いました。
「日本の比じゃないね」
「日本は新聞もかなり酷いし」
 ガブガブも言います。
「クオリティ=ペーパーとか言われる新聞紙が平気で嘘書く位に」
「それってあんまりだよ」
「どう考えてもね」
 チープサイドの家族も思うことでした。
「幾ら何でも」
「それはね」
「テレビからも新聞からも離れる」
 ポリネシアは結論の様に言いました。
「そうするのが大事なのかしらね」
「そうだね、もうネットこそがね」
 まさにと言う先生でした。
「一番の情報の確認源だから」
「そうよね」
「それじゃあね」
「ここはね」
「もうね」
「テレビや新聞はね」
「観なくてよくなってきているよ」
 現実としてです。
「何しろ目にしたら悪影響受けるから」
「だからだね」
「それじゃあね」
「もうね」
「観たら駄目なんだ」
「ネットだけでいくべきなんだ」
「ネットは情報元の検証とかもしっかり行われるからね」
 だからだというのです。
「それでね」
「偏向もないから」
「余計にいいんだね」
「そうなんだね」
「そうだよ、しかし日本のマスコミの腐敗は」
 こうもお話する先生でした。
「まさに中世のバチカンに匹敵するよ」
「それって凄いよ」
「あそこまでの腐敗って」
「そうそうなれるものじゃないから」
「流石に」
「けれどそうなっているのがね」
 まさにというのです。 
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