ヘタリア学園
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第四百八十四話 レッドがあれになるのもパターンです
第四百八十四話 レッドがあれになるのもパターンです
イタリアがレッドです。ですが最近のレッドは。
「全く御前は」
「いやあ、御免御免」
また何も考えずに行動してミスをしてドイツのフォローを受けています。イタリアに何かあればすぐに助けに来るのがドイツの仕事なのはここでも同じでした。
「ちょっと失敗しちゃったよ、今回は」
「いつもだろうが」
とか何とか言いながらイタリアを助けます。何時の間にか他の皆もやって来てイタリアを助けます。凄くいいチームプレイです。
「だが。無事なんだな」
「うん、それは大丈夫だよ」
ドイツの横で立ち上がりながら答えます。
「それはね。逃げてきたから」
「駄目だろうが、それは」
呆れた顔で突っ込みを入れるドイツですがそもそも言ってもいつものことなので控えることにしました。とか何とか言っている間にピンチは終わったのでした。
「とにかく御前はだ」
ピンチが終わってからお小言です。ドイツはイタリアを叱ります。
「もうちょっとしっかりしろ。そして考えて行動しろ」
「御免なさい」
「全く。最近のレッドはこんなのばかりなのか?」
「そうなんだけれど。中には俺よりもっと凄いのがいたりするし」
「あの拳法を使う奴か。あれは確かにな」
「あそこまではやらないから、俺でも」
「そうだな。御前でもあそこまではな」
中にはイタリアなぞ比べ物にならない、それどころか韓国をも凌駕するレッドがいたりするのです。流石にそこまではいかないイタリアなのでした。
第四百八十四話 完
2008・11・29
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