オズのケーキ
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第四幕その三
「僕達も期待しているから」
「それではのう」
こうしたお話をしてでした、そのうえで。
皆でパーティーを楽しみました、かかしや樵そしてぬいぐるみの熊達は何も食べる必要がないので歌って踊るだけでした。
ですがケーキ達は用意された果物やお菓子、ジュースを楽しんでいました。カエルマンは苺のゼリーを食べつつナターシャ達に言いました。
「いや、君達と出会えるとはね」
「思わなかったですよね」
「うん、けれど会えたなら」
それならとナターシャに言うのでした。
「一緒にね」
「楽しむべきですね」
「是非ね」
こう言うのでした。
「そうしよう」
「それじゃあ」
「こうして果物やお菓子も食べて」
恵梨香はプリンを食べつつ言いました。
「そうしてですね」
「ここのお菓子美味しいですね」
神宝はブルーベリーのケーキを食べながら言いました。
「本当に」
「これだけ美味しいと」
ジョージはヨーグルトに林檎のジャムをたっぷりと入れて食べています。
「幾らでも食べられますね」
「ここのお菓子も美味しいから」
それでとです、カルロスはクッキーを食べながら言うのでした。
「幾らでも食べられますね」
「皆で沢山食べて」
王女はアップルパイを食べつつ言うのでした。
「楽しみましょう」
「そうしようね、ジュースも美味しいしね」
カエルマンは五人にオレンジジュースを飲みつつ応えました。
「どんどん楽しもうね」
「素敵な再会にパーティーに」
ナターシャも羊羹を食べながら言います、見れば和菓子や中華菓子も沢山あります。ナターシャはその中から羊羹を食べているのです。
「最高ですね」
「これまでの旅もよね」
「はい、最高でしたし」
ナターシャはバニラのアイスクリームを食べているケーキにも応えました。
「今もです」
「最高なのね」
「最高の気持ちのままです」
「最高の経験を続けていって」
「本当に」
「それは何よりね、私達もね」
ケーキは自分達のお話もしました。
「最高の旅をね」
「続けてこられたんですね」
「そうなの」
満面の笑顔で言うのでした。
「本当に」
「そうだよね、そういえば僕も」
臆病ライオンが言ってきました。
「ナターシャ達と会うのは暫くぶりだね」
「そういえばそうよね」
「一緒に冒険に出ることもね」
「最近ないし」
「そう思うと」
本当にというのです。
「今回の出会いはね」
「オズの神々の配剤ね」
「運命の出会いは常にある」
「神々が用意してくれるから」
「皆にね、それじゃあ」
「一緒によね」
「今日のパーティ―を楽しもうね」
こうお話してです、皆で楽しく遊んでパーティーを過ごしました。そしてその後で。
ラベンダー熊は皆にこう言いました。
「明日もね」
「パーティーをじゃな」
「しようね」
こう言うのでした。
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