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夢幻水滸伝

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第百三十九話 軍師の読みその七

「そのうち成長も止まるやろ」
「そのうちですか」
「流石に百センチはいかんやろ」
「それは流石に」
「いかへんね」
「そう思います」
 宮子は綾乃に答えた。
「百センチは」
「もう漫画やね」
「そこまで大きくなることは」
 それこそというのだ。
「綾乃さんの背丈では」
「百センチはね」
「一七〇位あれば別ですが」
「そこまで高いと」
 女性でとだ、綾乃は言った。
「モデルさん並やね」
「そうですね」
「あたしそれ位あるけどね」
 玲子が笑って言ってきた。
「実は」
「先輩は確かに大きいですね」
「こっちの世界でもな」
 そして起きた世界でもというのだ。
「背はあるからな」
「そうですね」
「私も」
 雪路も言ってきた。
「背は」
「そうそう、雪路ちゃん大きいのよね」
 鈴子はその雪路に彼女の横から言ってきた。
「こっちの世界でも起きた時でも」
「結構ね」
「モデル並に」
「モデル並かしら」
「女子プロレスって言うことは」
 それはというのだ。
「ないけれど」
「そう言ってもいいわよ」
「別にそういうことは」
「言わないのね」
「ええ、それにね」
 鈴子は雪路にこうも言った。
「女子力も高いし」
「お裁縫とか」
「お料理も出来るし」
 こちらのこともあってというのだ。
「それでね」
「そう言うのね」
「ええ、それで雪路ちゃん胸は」
「勿論百ないわよ」 
 鈴子に笑って話した。
「幾ら何でも」
「そうよね」
「というか百センチは」
 とてもとだ、今言ったのは美鈴だった。
「規格外過ぎるたい」
「胸としてはない数字ですよ、若しかしたら」
 喜久子は半分本気半分冗談でこう言った。
「私の背丈よりも」
「起きた世界でのたいな」
「ある人いるかも知れないですが」
「それはなかとよ」
「やっぱりそうですよね」
「幾ら何でもたい」
 喜久子はこちらの世界ではフェアリー族で小さいが起きた世界でも背は一四二と小柄だ、だがそれでもというのだ。
「バスト一四〇以上なんて聞いたことなかとよ」
「そうですよね」
「そうたい」
「というかよく漫画で有り得ない大きさの胸のキャラがいますが」
 純奈も喜久子に話した。 
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