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銃弾の幻想歌

作者:狼 アサ
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ミコトは何かを売りに行ったようです。

 
前書き
 少し短めです。 

 
ミコトが出て行ってから数十分。
その間わらわたちはミコトがどこ行ったかについて話し合っていた。
「ミコトは質屋に行ったんじゃないか?」
「…うん。場所。質屋…多分。」
「だよなぁ…しっかしミコトは何を売りにいったのだ?」
「…さあ。」
「「うぅ~ん」」
そんな感じでわらわたちが話し合っているとドアが弱々しく開いた。
開けた客は…
「はぁ。か、金。ひゃ、150万ゲットした・・・」
そう言ってミコトがやってきた。
「150万?クリ。高く。買わない。」
「クリって…ふぅ。あ、あぁ。最初に行ったあそこの質屋か…」
「え?クリスティマールのところじゃないのか?」
「あぁ。ミリースチアさんのとこで買い取ってもらった。」
「「ミリースチア!?」」
気が付いたらわらわとトモットは叫んでいた。
…よく美少女の所に行くなぁ。あいつは何でよく美少女のところへと行くのだろう。
不思議でたまらない。そういう体質なのだろうか。
「向こう側の金の500円を3枚買い取ってもらった。」
「……」
「もう驚かない。驚かないぞわらわは。」
ぽけーとした顔の女顔のイケメンは
なんで驚いているかわからない
と目が言っている。
わらわは、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁと深く長いため息をついてからミコトに言った。
「いいかミコト。この世界では表文明のお金や物または知恵でさえ高くつく。…悪い商人達は安く買い取る。それこそ、クリスティマールの所みたいにな。」
わらわがそう話している間にもミコトはそんなに大変なことだったんだ………とか思っているに違いない。
「まぁ。ミリースチア…スチアは馬鹿正直に買い取ってくれるからいいのだが…」
わらわがそう説明しているとミコトは
「分かったキリナ。次から気を付ける。……んで銃の代金。トモット。これで足りるか?」
「…ん。毎度あり。」
……話聞けよ!
と思わずツッコミたくなったがそれよりも大事な事がある。
「ミコト。『VSR-10G Spec』と『グロック18c』を持ったらちょっと表で待っとけ。
わらわは自分の『LK24』をトモットに見てもらうから。」
そう言ってミコトを表に出した。わらわがトモットに武器のメンテナンスを頼むとトモットが
「キル。変わった。ミコト。お陰。…多分。キル。今。キラキラ。してる。
…『LK24』、メンテ。する。OK。」
そう言ってトモットは工房の方へと向かった。
「キラキラしている……か、ふふっ。わらわがこんなにわくわくするのは久しぶりじゃ。
それもこれもミコトのお陰だな。……ふふふっ♪」
誰もいないところでわらわは少し期待しながら独り言を言った。
あとでミコトが言っていたがなんかわらわが独り言を言うのが意外過ぎてちょっと怖かったみたいだ。…次から気を付けよう。
 
 

 
後書き
キリナ「………わらわの独り言が意外だったみたいだ」
美琴「そりゃあ意外でしょ。完全無欠の暴走女子(バーサクガール)だと思っていたんだから」
キリナ「お前の中のわらわはどんな人物なんだ」
狼「僕を置いて話を進めないで‼」
美琴「あ、狼そこにいたんだ」
キリナ「気配を遮断していなかったか?」
狼「こっちはこっちで『VSR-10G Spec』と『LK24』の傷跡とSAOのオリヒロインにぶった切られた傷口を一生懸命治してたんだい!」
美琴「で、狼よ」
狼「無視!?ひどくない?僕、作者だよ?」
キリナ「うるさい」
狼「はい。すみませんでした」
美琴「で、狼。この物語、銃メインなのにまだ戦闘シーンが描かれてないんだけど。そこら辺ちゃんと気付いている?」
狼「…………(ギクッ」
キリナ「読者の舌打ちが聞こえたから、わらわの銃で撃ってやる」
狼「ま、待って!僕、Mじゃないからそんなの嬉しくない‼」
キリナ「問答無用!」
ドババババババババババババッ!
狼「どはっ。も、問答無用ってアクも言ってた……」
美琴「SAOの作品のオリヒロインを出すんじゃない!」
キリナ「まぁ、感想の方と、お気に入り登録をお願いいたしたい」
美琴「次回の更新も見てね♪」 
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